『俺だけレベルアップな件』105話、106話の見どころ・ネタバレ
1.美濃部剛の影の扱い
水篠旬は美濃部剛の影を抽出し、影は向坂雫の治療を始める。美濃部剛と友人だった白川大虎は、旬に彼は戦いが嫌いだったことを伝え、影として戦わせないで欲しいとお願いされる。旬はそれを了承して、美濃部剛の影を解放する。
アリの巣から脱出した日本S級ハンターたちは架南島から離脱する。水篠旬は島に残って、アリの残党狩りを担当する。
アリを大量に倒したことで水篠旬は100レベルに到達する。最新世代のアリの死骸を見つけた旬は、影の抽出をして成功させるのであった。
© Kakao piccoma Corp.:白川大虎のお願いを聞き入れる水篠旬
ヒーラーの影が仲間になったら凄い戦力になると思われたが、それは許されず解除される。上原悠真のことは普通に影にしていたので、これはケース・バイ・ケースなのだろう。
だが、美濃部剛の代わりに最新世代のアリの影の抽出には成功する。このアリ自体がS級ハンターを遥かに超える実力を持っているので、これで水篠旬の影の軍団の力はまた飛躍的に向上したと言える。
2.新しい影の兵士「ベル」
アリから影を抽出すると将軍級という今まででも一番高い等級の影が出現する。しかも、言葉を喋ることができ、他の影たちとは性質の違いを見せる。名前を欲しがるので「ベル」と名付ける。
女王アリの影も抽出して仲間にしようとするのだが、他のアリたちの忠誠心が下がるデメリットがあるので抽出を解除する。アリの残党たちがかなり残っていることから、水篠旬はベルにアリの全滅を命じる。
アリの残党たちは女王アリを失い散り散りになっていく。海上や本土に現れたアリたちをハンターが迎撃していくのだが、そこには目にも見えない速さでアリたちを狩っていくベルの姿があった。
© Kakao piccoma Corp.:最新世代のアリの影を抽出して現れる将軍級のベル
喋ることができる影は今回が初めてで、旬は等級の高さからこれが可能だと予想する。ベルと会話ができるので、今までの影たちよりもより連携を深められそうだ。
ベルは飛行ができるので、旬とは違い上空にいる敵に攻撃することができる。旬も一応、飛龍カイセルに乗って飛ぶことはできるが、旬単体では飛ぶことはできない。
『俺だけレベルアップな件』105話、106話の感想・考察。
美濃部剛は影として仲間にできなかったものの、アリを仲間にできたことで飛躍的に戦力が向上する。悪魔城のときのように水篠旬自体を強化する報酬は無いが、その代わりに影の軍団が強化されていく。
これでずっと前から匂わされていた「架南島レイド編」は終了したことになる。残るイベントは水篠旬の父親とかだろうか、新しいイベントとしてアメリカからの引き抜きがありそうだ。