『俺だけレベルアップな件』149話、150話の見どころ・ネタバレ
1.上位ハンターたちの護衛をお願いされる
米ハンター管理局が水篠旬に接触し、セルナ夫人との会談をセッティングする。セルナ夫人はトップクラスのハンターたちが何者かに襲われるという夢を何度も見ており、その中にはクリストファー・リードも居たことを話す。
セルナ夫人は敵の心の中を覗き、相手は水篠旬と同じ力を持っていることを知る。だからこそ、セルナ夫人は他のハンターたちを水篠旬が守って欲しいとお願いをする。
旬は敵の正体がわからない以上、まだ手伝うことはできないと断りつつも、守るべき対象者リストが欲しいと管理局員のアダムに言うのであった。
© Kakao piccoma Corp.:晩餐会の会場でトーマス・アンドレの姿を見つける水篠旬
セルナ夫人の話から相手は水篠旬と同じ力を持っているという情報が得られる。影の君主の力を持っている水篠旬と同じということは、ハンターたちを襲っているのが君主側の勢力だとわかる。
セルナ夫人からハンターたちを守ってくれと言われた旬だが、すでにブラジルの上位ハンターは行方不明となっており、後藤会長にも魔の手が伸びている。相手が複数人と考えると全員を守り切るのは難しそうだ。
2.最も眩しい光の破片
後藤会長は外部との繋がりを遮断されて、謎の人物と相対する。謎の人物は「酷寒の君主」と名乗り、後藤会長のことを「最も眩しい光の破片」と呼ぶ。
「光の破片」は7つあり、人間の体を借りている存在だとわかる。その上で器である後藤会長を酷寒の君主は殺そうとする。
後藤会長は反撃と見せかけて、結界を攻撃し破壊する。すると後藤会長についていた影の兵士が結界の外へと脱出する。異変を感じ取った酷寒の君主は影を追って外にでるのだが、時すでに遅く影の交換によって水篠旬が現れるのであった。
© Kakao piccoma Corp.:光の破片としての力を発揮する後藤会長
以前語られていた「最も眩しい光の破片」とは後藤会長のことであった。つまり、後藤会長がもっと若く、しかも病気でなければ国家権力級ハンターほどの力があったということなのだろうか?
巨人の王の話では、支配者側が戦争の準備をしているような口ぶりだったが、実際に優勢に準備を進められているのは君主側のようだ。このまま時間が経つと先に君主側の軍勢が到着して、地球を乗っ取ってしまう。
『俺だけレベルアップな件』149話、150話の感想・考察。
どうやら君主側の目的は「先に君主側の軍勢が到着する」→「地球を破壊したいが強い人類(ハンター)が邪魔」→「だから強いハンターを殺している」ということなのだろう。
そして、やっと全力が出せる君主との戦いになりそうだ。巨人の王は封印されてたので一方的だったが、酷寒の君主は国家権力級を超える力を持っているだろうから楽しみだ。