『リターン~ある外科医の逆襲~』94話、95話の見どころ・ネタバレ
1.死亡してしまう飯島香織
心停止した飯島香織は、必死な救命活動も虚しく亡くなってしまう。
徹に落ち度は一切なかったが、死亡した原因が不明であるため、飯島会長から殺人罪で訴えられることとなる。
徹は、春馬が空気塞栓症を意図的に起こしたのではと、確信するのだが、いくら調査をしても証拠が見つからないことから、追求できずにいた。
春馬は色々な事件に関わっていると、予想はされるのだが、全てにおいて証拠は完璧に隠蔽されている。しかも、素人の捜査をかいくぐるだけではなく、警察の目さえも騙してのけるその能力は、とんでもないと言えるだろう。
医療陣を含め、ほとんどの人間が徹の味方をしてくれているのだが、二階堂理事長が敵に回ってしまって徹を失脚させようとしているので、総合的に見ると不利な状況となってしまった。
2.大泉議員の手回し
二階堂理事長が敵に回り、飯島会長が根回しをしていることで、裁判では不利な状況に追い込まれてしまった徹なのだが、そこで大泉議員の救いの手が差し伸べられる。
大泉議員の手回しによって、医業停止6ヶ月という軽めの刑罰で裁判が終わるのであった。
これは、今までの徹が味方を増やし続けたおかげで、助けられた事件だと言えよう。
絶頂の人気を誇っていた徹だったが、1回の医療ミス疑惑で、人気は地に落ちてしまう。だが、実力はいまだに買われていたようで、ヘインス社のエイミー経由でアメリカ屈指の大病院「セントジョゼフ病院」がオファーが来るのであった。
日本で医療もできないということで、ここで「アメリカ編」が始まってもおかしくない感じではある。
『リターン~ある外科医の逆襲~』94話、95話の感想・考察
徹vs春馬の教授争いは、徹が相当有利に進めていたはずだが、1回の医療ミスでそれが全て逆転してしまうのであった。
おそらく、徹がいない間に、春馬は教授になりそうである。これから、徹が大日病院に戻るのか、それともオファー通りにアメリカに行くかで話が全然変わってきそうである。