『ゴッドオブブラックフィールド』101、102話の見どころ・ネタバレ
1.謎の人物に助けてもらう恭弥
ラノック大使、京極社長から次々と会う約束を取り付けられる恭弥だったが、警察署から出頭命令が出される。
デイビッド大柴が裏から手を回して、警察を買収したと思われる。
恭弥が何を言い返しても、言うことを聞かない警察官だったが、謎の人物の口添えによって、すぐに無罪放免となる恭弥であった。
©Kakao piccoma Corp.:恭弥のことを助けてくれた謎の人物
話の流れからして、京極社長が手を回してくれてそうだが、警察をすぐに動かせるだけの権力があるとするとラノック大使の口添えの可能性も高い。
しかし、相手が先に喧嘩を売ってきたとは言え、暴力行為をしたのは事実であるのだから、それをねじ伏せるだけの味方が現れたというのは、今後の活動がかなりしやすくなりそうである。
2.内閣情報調査室の黒川尚人の登場
恭弥を助けてくれた謎の人物は、恭弥を連れて京極が入院する仁道病院へ連れて行く。京極の病室で、謎の人物は「内閣情報調査室の黒川尚人(くろかわ なおと)」と自己紹介をする。
黒川が恭弥に接触した理由は、フランスの超長距離列車プロジェクト「Licorne(ユニコーン)」の指揮を取るラノックの交渉役になって欲しい、というものであった。
恭弥は最初こそ拒絶しようとするが、京極の後押しもあり、渋々ながらもその話に乗ることになる。
もはや、西恭弥の名前は世界各国に売れているらしく、いまさら恭弥の望むような「静かな生活」というのは難しいようだ(ラノックとの人脈、そしてラノックの敵対勢力を倒したことが決め手になった)。
「超長距離列車プロジェクト」という新ワードも出てきたことで、このプロジェクトを中心として今後の話が進んでいきそうだ。
『ゴッドオブブラックフィールド』101、102話の感想・考察
今まで、ヤクザや大使、警備会社など色々な人脈を得てきた恭弥であるが、警察関係者にはそういう人脈はいなかった。
恭弥は「内閣情報調査室の黒川尚人」との人脈を得れたことで、警察の目を気にしなくても活動できる後ろ盾を手に入れることができた。相当乱暴な問題解決策をする恭弥なので、この後ろ盾は今後のストーリーをスムーズに進めるためにも必要不可欠だっただろう。
ここからはじまる話は「超長距離列車プロジェクト編」と考えていいのだろうか?また、シャフランが敵として立ちはだかるのか、更なる黒幕が現れるのか楽しみである。