『ゴッドオブブラックフィールド』109、110話の見どころ・ネタバレ
1.足を洗いたいと思っている神代
「神代光輝」が後藤組が検挙され始めた件を西恭弥に聞こうとする。素直に答えた恭弥に対して、神代は本題を恭弥に語りだす。
神代はヤクザから足を洗いたい思いがあるらしく、その足がかりとして「恭弥に政府の仕事を請け負う会社を作ってもらい、そこで神代の部下たちを働かせたい」と提案する。
恭弥は神代の気持ちを汲む一方で「ヤクザで稼いだ金は全て寄付してから足を洗うのが筋だ」と言って、その場を去るのであった。
©Kakao piccoma Corp.:恭弥から「筋」の話をさせて一人悩む神代
神代が「足を洗おう」と気持ちがゆらぎ始めた理由が家族の存在であった。
ダエルや恭弥もだが戦いの最前線にいた人たちが家族を手にして考え方を変えるというキャラが多い。
足を洗いたいという神代に対してまず、筋の話をするというのが恭弥らしい。恭弥にとって筋は重要な要素であり、一番最初に考える事象だ。
2.総理大臣が恭弥と会いたがる
ユニコーンプロジェクトの交渉が上手くいっている一方、日本の総理大臣の座が危うくなっているというシーンが描かれる。
総理大臣の沢村義雄(さわむら よしお)はユニコーンプロジェクトを成功させるためなら、政権を渡しても構わないというスタンスを取る。
そこで、総理大臣は少しでもユニコーンプロジェクトを上手くいかせるために、西恭弥と会いたがるのであった。
官房長官が出てきたあたりで「恭弥が総理大臣と会うのも時間の問題では?」と予想したが、これは予想以上に早く総理大臣と出会うことになりそうだ。
日本のユニコーンプロジェクト参加が、スムーズに進んでいたが、これからは政治の戦いが始まりそうだ。
日本の政局での戦いでも、恭弥は役に立つのだろうか?
『ゴッドオブブラックフィールド』109、110話の感想・考察
新たな火種である「日本の政治の戦い」に恭弥も巻き込まれそうである。何か良い知恵を与えるのか、今まで通り戦闘面で活躍するのかは、まだ想像がつかない。
一方で、ある程度問題が解決したキャラクターたちは「今後の進路」について悩むようになり、それを恭弥に相談する。
ぶっきらぼうであるが、面倒見の良い恭弥はこちらの「人生相談」も並行して解決していくことになるだろう。