MENU

『ゴッドオブブラックフィールド』151話、152話ネタバレ:黒川の決死の覚悟

当ページのリンクには広告が含まれています。
『ゴッドオブブラックフィールド』151話、152話ネタバレ:黒川の決死の覚悟
目次

『ゴッドオブブラックフィールド』151話、152話の見どころ・ネタバレ

引用画像は『©Kakao piccoma Corp.』

1.母親を巻き込むなという父親との約束

151話では、恭也が自宅でリラックスしているところに、白井美紅から会いたいと連絡が入ります。白井は睡眠時間を削りながらもフランス語の資格試験の準備をしていた。恭也と一緒にフランスで過ごすことを夢見て励んでいるようだ。恭也は白井の献身的な姿勢に感心し、励ましの言葉を送る。

翌日、恭也は仁道病院に入院している父親を見舞いに行きます。父親は恭也が自分の道を選び、自分の生き方を決めることを信じており、その選択を尊重する。しかし、父親は恭也に対し、母親を危険に巻き込まないよう強く警告するのであった。

今回は、恭也の日常生活と、家族や白井との関係性、さらには彼の立ち向かっている問題について深く掘り下げられていた。

・今は勉強が楽しという白井美紅

白井美紅との交流は西恭也の人間らしさと感情的な部分を強調してくれている。彼らの会話は日常的で、戦いの世界に身を置く恭也からすると別世界のようだ。恭也が白井のフランス語の勉強を励ます場面や2人が手を繋いで散歩するシーンは、彼らの関係の深さを再確認することができた。

恭也の父親との間にある微妙な関係がよく表現されていた。父親の信頼と理解、そして親としての保護的な愛情がメッセージとして描かれていた。このシーンは、家族の絆を描くことによって、恭也のキャラクターに多面性を加えてくれている。(ただの傭兵ではなくなっている)

父親からの忠告は、家族の危険性と秘密を再確認させている。このシーンは物語の緊張感を再確認させると同時に、恭也がどのような問題に直面しているのか、またそれにどのように対処していくのかという予感を与えてくれる。

2.黒川の決死の覚悟

恭也は「母さんだけは巻き込まない」という約束を父親と交わす。恭也は戦いのことを聞かなくてもよいのかと父親に促すも、父親は「お前が無事でいてくれるなら父さんはそれで十分だ」と言ってくれる。

恭也が病院で父親の身の回りの世話をしていると、黒川から今から相談したいので会いたいと電話で伝えられる。父親から了承を得た恭也は黒川に会うために約束のオフィスに向かうと、黒川が用意した部屋に通される。

黒川は「北朝鮮の特殊部隊30名が再び中国に渡り、日本への入国を企てている」という情報を得たと恭也に伝える。黒川はこの情報を掴むために7名の同僚が犠牲になったこと、そして彼らの死を無駄にしないため、北朝鮮の特殊部隊に対抗しようと決意していた。

黒川は死ぬ覚悟で北朝鮮の特殊部隊がいるモンゴルに入国して、作戦を実行しようとしている。その証拠に作戦に参加する人間は黒川も含めて全ての情報が抹消され、日本とは関係のない身元不明の人間になっていた。

死ぬ可能性が高いこの作戦に恭也は助力しようとするのだが、黒川から拒否される。その上で黒川は「西さんはどうか、ユニコーンをよろしくお願いします」と念押しするのであった。

・西恭也にユニコーンを託す黒川

黒川から知らされた情報は、新たな敵の増援を意味し物語の緊張感を再び高める。そんな中で、次に戦いに赴くのは恭也ではなく、黒川であった。黒川の戦いがどうなるか気になる一方で、死が確定している彼らを西恭也が放っておくとは到底思えない。今までの性格からして何をしてでも加勢しそうだ。

意地でも恭也を参加させたくない黒川と死ぬとわかっている場所へ仲間を向かわせたくない恭也の思い、どっちが勝つのかは気になる要素だ。物語としても恭也が日本で結果を待つというのは考えづらいので、結果的に恭也もモンゴルに行くことになると予想している。

目次