『ゴッドオブブラックフィールド』22話、23話の見どころ・ネタバレ
1.スミセンをおびき出す作戦
すぐにでもシャフランとスミセンを襲撃したいダエルだが、西恭弥から制止させられる。恭弥なりに今、作戦を考えており、動いて欲しくないと言う。
スミセンは傭兵時代から無類の女好きだったことを知っている恭弥は、美人なフランス人ミシェルとその友人たちを使ってスミセンをおびき出す作戦を思いつく。
©Kakao piccoma Corp.:女好きのスミセンをおびき出すためのミシェルと会う約束をする恭弥
おびき出したスミセンをダエルが取り押さえるという寸法だが、体が変わったダエルとスミセンが戦ったらどちらが勝つかわからないと恭弥は心配する。しかし、絶対にスミセンごときに遅れは取らないとしてダエルが自信満々にその作戦を請け負うのであった。
何かしら、ビジネス関連でシャフランたちを黙らせる作戦を取るかと予想していたが、至って普通にスミセンを取り押さえて尋問しようという感じらしい。ダエルの言う通り、アフリカでの裏切りの件を解決しつつ、ついでに恭弥の父親の会社の問題も解決してしまおうという魂胆らしい。
ここで、ミシェルとの人脈と傭兵時代の知識を使って、スミセンを罠にハメるという作戦が成立する。ミシェルとの人脈が謎だったが、ここで役立つための布石だったらしい。
2.作戦のためにネクサスホテルへ向かう
下校の時刻になると、恭弥はダエルと合流して、ミシェルたちと待ち合わせをしているネクサスホテルへと向かう。
どうやらネクサスホテルは神代組の縄張りだったらしく、神代光輝の部下・五十嵐が恭弥に挨拶をしにくる。暴力団と関わりたくない恭弥は、すぐに失せるよう五十嵐に言う。
そこにミシェルたちが現れて、予定通り合流するのであった。
ネクサスホテルを仕切っているが神代組の人間だとは思わなかった。神代組はかなり手広くやっているらしい。しかし、いざこざが起こりそうなネクサスホテルで、知り合いの暴力団がバックに付いていてくれるのは心強い。
しかし、この状況は期せずして恭弥の父親の「暴力団の助けは借りるな」という忠告は守れそうもなさそうだ。
『ゴッドオブブラックフィールド』22話、23話の感想・考察
高校でのいじめ問題を解決している途中に得た、ミシェルと神代組との人脈がここに来て有効に機能し始める。さすがに高校生の西恭弥だけでは作戦を実行できないので、人脈の広さが必要になってくる。
恭弥たちには「顔が割れていない」という有利な面があるので、それを使って一気にかたをつけたいとこである。
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