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『ゴッドオブブラックフィールド』第289話ネタバレ感想|イートン登場でイギリスが協力を申し出る

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『ゴッドオブブラックフィールド』第289話ネタバレ感想|イートン登場でイギリスが協力を申し出る

※本記事には『ゴッド・オブ・ブラックフィールド』第289話のネタバレが含まれます。未読の方はご注意ください。

前回は、恭弥がドイツとロシアに直接連絡し、ラノック大使の失踪を巡って各国の特殊部隊を動かし始めました。さらにザビエを確保するため、安西たちが大使館に向かったところで状況が一気に進みました。

そして今回は、連れてこられたザビエに対して恭弥が協力を求めるところから始まります。事態が急ぎの段階に入り、緊張感のまま物語が進行していく回でした。

目次

見どころ1:想定を超える恭弥の影響力

フランス大使館の執務室では、恭弥がザビエに対し、強い調子で協力を求めていました。

拉致されたラノック大使の居場所を突き止めるには、アメリカ情報局に所属するザビエの情報網が必要だと判断したためです。しかし、ザビエは突然の要求に戸惑い、簡単には応じようとしません。

焦りを見せない恭弥は、国家間の対立を恐れず強い姿勢を貫きます。対するザビエは「そんなことできるはずがない」と食い下がりますが、恭弥はその迷いを一蹴します。

恭弥「そんなのやってみねぇとわからねぇだろ?」

©Kakao piccoma Corp.

フランス情報局から内線が入り、中国国内6か所の暗号化データが届けられます。情報局は作戦に踏み切れば戦争に発展する可能性を示しつつも、大使救出のためなら特殊部隊の投入も辞さない姿勢でした。

続けて黒川からも連絡が入り、周辺諸国がすでに警戒態勢に入ったことが告げられます。恭弥は「やられ続ける状況を当然としてはいけない」と方針を示し、迷いなく動き始めました。

職員が持ってきた位置情報を確認すると、恭弥は中国側が関与していると判断し、6か所すべてを叩く作戦を即断します。その強硬策にザビエは「正気ではない」と止めようとしますが、恭弥の決意は揺らがないのでした。

なかやす

この場面で印象的だったのは、ザビエが抱いていた前提が次々と崩れていく点です。

彼は、恭弥には戦争を引き起こすほどの力も人脈もないと考えており、その認識を前提に否定的な反応を示していました。しかし恭弥はその言葉に揺らぐことなく、必要な情報や協力を確実に集め始めます。

さらに、渡された位置情報を確認した途端に中国側への作戦を即座に決めたことで、ザビエの見方はより大きく揺らいでいきます。「恭弥にはそんな力はない」という前提のはずが、実際には複数の国家が彼の指示のもとで動き始めているからです。その現実を前に、ザビエは恭弥に能力があることを認めざるを得なくなりつつも、同時にその判断の過激さに強い不安を覚えていました。

こうした流れから、ザビエの動揺と恭弥の迷わぬ行動の対比がよく伝わりました。

見どころ2:イートンがもたらす予想外の協力

恭弥が緊迫した状況の中で次々と指示を出していると、フランス大使館の執務室にまた新たな電話が入ります。相手は名乗らないまま、いきなり「ゴッド・オブ・ブラックフィールドと話がしたい」とだけ告げてきました。恭弥が警戒しつつ身元を尋ねると、相手は落ち着いた声で名乗ります。

イートン「イートン。イングランドのイートンだ」

イートン「イートン。イングランドのイートンだ」

©Kakao piccoma Corp.

恭弥は、その名前が以前の作戦で自分たちを排除しようとしていた勢力と結びついていることを思い出し、警戒を強めます。ところがイートンは敵意を見せるどころか、恭弥と面会を望んでいたこと、そして今回の状況を聞いた上で協力の意志を示してきました。

続けてイートンは、イギリス軍の特殊部隊であるSASとSBSに召集をかけ、その指揮権を恭弥に渡すと提案します。突然の提案に恭弥は即座に断りますが、イートンは部隊を待機させた上で、必要なときはいつでも力を貸すと柔らかい口調で伝えてきました。

電話を切ったあとは、ロシアのヴァシリ、ドイツのルートヴィッヒへと連続して連絡を取り、恭弥は中国特殊作戦軍への攻撃を依頼していきます。各国の要人たちは恭弥の判断を止めようとしますが、最終的には協力を約束し、作戦は実行段階へ進むのでした。

なかやす

このシーンで印象的だったのは、イートンの登場がその場の力関係を一気に変えてしまったところです。

以前は敵として関わっていたはずのイギリスが、まったく別の目的で恭弥に連絡を入れてきたことで、状況が大きく動き始めました。恭弥がこれまで警戒してきた相手が、まさか協力を申し出る側に回るという展開は意外性がありました。

イートンとのやり取りは短いものの、その存在感は強く、特にSASとSBSを動かすという提案は他国にはない攻撃的な姿勢でした。恭弥が断ったあとでも「必要ならいつでも力になる」と伝える姿勢から、何らかの思惑を抱えていることが感じ取れます。

その一方で、この提案が周囲へ与える影響は大きく、ロシアやドイツが躊躇しても「ではイギリスに頼む」という選択肢が生まれたことで、恭弥の要請を断りづらい状況が作られていました。

さらに、実際にヴァシリやルートヴィッヒが協力に踏み切った流れからも、イートンの存在が間接的に作用していることがわかります。ヴァシリやルートヴィッヒが警告するイートンという人物が、どんな人なのか今後明かされるのが楽しみです。

まとめ:ゴッドオブブラックフィールド:第289話

  • 恭弥がザビエに協力を求めるも当初は拒まれる
  • ザビエは恭弥に戦争を起こす力などないと考えていた
  • 恭弥は内線や情報局の連絡を受けながら状況を整理していく
  • 中国側の関与を確信し、6か所同時攻撃を即断する
  • ザビエは恭弥の決断力と影響力に強い動揺を見せる
  • イートンが突然連絡し、協力の姿勢を示したことで情勢が変化する
  • イギリスの提案がロシアやドイツの判断を押し戻す形になる
  • 最終的に複数の国が恭弥の作戦に加わる流れとなる
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