ピッコマ『ゴッドオブブラックフィールド』57話、58話の見どころ・ネタバレ
1.シャフランに対抗するには
病院で目を覚ました恭弥は、京極から今の状況を説明される。連絡が取れなかったことで、周りの人間に心配をかけていたこともあり、恭弥は一人一人連絡を取っていく。
京極は今回、ダエルを守れなかったということで、恭弥とダエルの家族、友人は全員守るし、契約金も倍にして返すと言う。恭弥は金は必要ないとするのだが、京極はプライドが許さないと言うのであった。
そうしていると恭弥の元に、シャフランから電話がかかってくる。内容はまた、周りの人間を襲いかねないような脅しである。恭弥はシャフランに対抗するためには、強固で信頼できる組織を作る必要があると考えるのであった。
©Kakao piccoma Corp.:恭弥に電話をかけるシャフラン
恭弥は関わる人間が増えてきたせいか、何か戦いが起こるとその後の言い訳をするのが大変そうである。京極のプライドの高いところを見て、恭弥は京極のことを傭兵時代の上官と姿を重ねる。たしかに、恭弥よりも歳が上で、色々な戦場を経験しているだろうから頼りがいがあるのだろう。
シャフランに対抗する組織を作りたいと言うが、なかなか難しそうだ。買収しようとしているDIファミリーは芸能事務所なので戦いには向かない。それこそ、京極のように警備会社を作る必要性がでてくる。
2.京極に情報を打ち明ける恭弥
京極は恭弥のことを只者ではないと思っており、恭弥には自身が何者なのかを話して欲しいと求める。恭弥は全ては話さないと前置きをしつつも、転生したこと以外の事件や情報について京極に話す。
恭弥はその上で京極に「シャフランを倒すのを手伝って欲しい」と願い出る。京極は神代組の方が良いのでは?と言うが、恭弥はシャフランの強さを説明し、神代組では勝てないと断言する。
京極は恭弥に協力すると言う一方で、恭弥が卒業したら京極の会社に教官として就職しないかとスカウトされるのであった。
恭弥としても京極にすべてを話してしまいたいのは山々だが、さすがに突拍子もなさすぎて転生したことを言い出すことは出来ない。逆にそれを証明できるスミセンやシャフランのような相手だったら、転生したことを打ち明けている(それは復讐のためでもあったが)。
京極は恭弥の力をかなり買っており、会社の若手を育てて欲しいというほどである。京極も年齢が高いので、後継者探しや、後継者を育てようという思いがあるのかもしれない。
『ゴッドオブブラックフィールド』57話、58話の感想・考察
恭弥以外を標的にして戦いを挑んでくるシャフラン。これに対抗するには、こちらも相応の組織を作り出す必要があるだろう。だが、今すぐにそんな組織は作ることは出来ないので、今ある人脈を使って共闘関係を築いていくということぐらいしか出来ない。
現状、神代光輝、京極、そしてラノックという人物と強いつながりがあるので、その人達と共闘関係を築ければ、シャフランに対抗することは出来るかもしれない。
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