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ピッコマ『ゴッドオブブラックフィールド』69話、70話感想・ネタバレ:ラノックが考える作戦

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ピッコマ『ゴッドオブブラックフィールド』69話、70話の見どころ・ネタバレ

1.ラノックからの頼み

恭弥は「特殊訓練を受けたアジア人がいる」ことをすぐにラノックに連絡する。ラノックは近くに内通者がいると予想して、恭弥と会うことを強行して内通者をあぶり出そうとする。

ラノックと会った恭弥は、ラノックから「北朝鮮の動きが怪しい」という情報をもたらされる。どんどん事が大きくなっていくことに危機感を覚えた恭弥はラノックに「何か隠していることがある」なら言って欲しいと願い出る。

対するラノックは2つの頼みを恭弥に言う。1つは「明日にでもドラマ制作発表をして欲しい」、2つ目は「シャフランにラノックの動線を教えて20億円を受け取って欲しい」というものであった。

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©Kakao piccoma Corp.:自分の動線をシャフランに教えてもいいというラノック

ラノックとの会話で、中国だけでなく北朝鮮も介入してきていることがわかる。あまりにも大事になってきて、さすがの恭弥もラノックのことを信頼しきれなければ、降ろさせてもらうと言い切る。

そんな恭弥の心を思ってか、ラノック自身が相手に動線を教えてリスクを背負うという提案をする。これで敵をあぶり出すことができれば、一気に事件解決に近づく一手になる。

2.気分が浄化されていく恭弥

ラノックからの提案を実行すれば、「相手の金の流れがわかり」かつ「相手をおびき出すことが出来る」という一石二鳥の作戦となっている。しかし、リスクが付きまとう作戦なので恭弥が心配するが、ラノックは今までもこのような危機を乗り切ってきたと自信を見せる。

恭弥は約束通り、明日にもドラマ制作発表をするようにミシェルに依頼する。

ラノックの口添えもあって西モータースの問題であった「ゴント社の車の優先発注」ができるようになったので、恭弥の両親も喜ぶ。そんなふたりの笑顔を見て、恭弥の気持ちは浄化されていくのであった。

DIファミリーとの買収問題、その後の薫の突っかかり、謎の暗殺者との邂逅、そしてラノックとの今後についての会話と大変な1日だった恭弥だが、家族との時間を経ることで幸せを感じているようだ。

戦場暮らしが長かった恭弥からすれば、合間合間にこのような気持ちをリセットできる時間があるというのは貴重な体験だろう。

『ゴッドオブブラックフィールド』69話、70話の感想・考察

ラノックの提案によって今後の大まかな方向性が決まっていく。リスクは伴うが相手を一網打尽にできるチャンスを演出できるので良い作戦ではある。シャフラン側もラノックと恭弥が密な協力関係にあるとは予想できないだろうから、裏をかくこともできそうだ。

1日の間に色々なことが起きた恭弥は、精神的に疲れていたらしく、それゆえに家族との時間は大変貴重なものとなっている。家族を守るというのは、恭弥にとっていちばん大切なモチベーションになっており、転生後、彼を大きく変えたものでもある。

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