アニメ『君は放課後インソムニア』4話の見どころ・ネタバレ
※引用画像は『©オジロマコト・小学館/アニメ「君ソム」製作委員会』。
1.星の撮影に意欲的な中見
中見丸太は夜に一人出歩いて星の撮影のしかたをノートに記録して研究する。その熱意は高く、今まで撮った写真を白丸結先輩に見てもらってアドバイスを貰いに行くぐらいである。
曲伊咲は天文部に入ったことを女友達に報告する。夜の学校で天体観測を開くことも教えて、伊咲は参加者を集め始める。
中見と伊咲は偶然、結先輩の家に来ており2人で夜空の写真についてや、天体観測開催ポスターについて話をする。その流れで近く行われる花火大会の話になり、花火の写真撮影も兼ねて一緒に花火大会に行く約束をするのであった。
・結先輩に写真のアドバイスをもらっていた中見の元に現れる伊咲
不眠症ということもあって、何に関してもやる気が出なかったであろう中見が『天体写真』という目的を手に入れたことで熱中し始める。夜中、寝れない時間を楽しい写真撮影の時間に変えて、しかも教えてくれる先輩もいるというのだから熱中もするだろう。
中見と伊咲はお互い不眠症ということを打ち明け、天文部としても一緒に行動するようになったことから、徐々に好意を持ち始める。少なくとも今まで通り面と向かって2人でいることが恥ずかしくなっているようだ。
2.先生に目をつけられる中見
中見は星空の撮影をもっと上達しようと意欲的に夜中、外に出て夜空を撮影する。しかし、その様子を同じクラスメイトの灰田塁(はいだ るい)に見られてしまう。
後日、学校のトイレで中見は灰田から『優等生が夜中に外出して何をしてたのか?』と指摘をされる。特に脅すつもりもなかった灰田だが、間が悪くちょうどトイレにいた羽昨(はくい)先生にそのことを聞かれてしまい職員室に2人は呼び出される。
羽咋先生は2人に厳重注意をするのだが、その中で夜寝れない中見に対して精神が異常だと捉えられてもおかしくない言動をされる。同じ不眠症の伊咲のことも否定されたと感じた中見はそこで激高してしまい、結果、羽咋先生から目をつけられることになるのであった。
・夜中出歩いていたことを話すために中見を呼び出す灰田塁
中見のクラスメイト・灰田の登場で中見の活動が一気にやりづらくなる。今まで全てが順調に行っていただけに、ここで壁が出来た感じがする。そして、不眠症への無理解者も現れることで不眠症を打ち明けるのがためらわれる環境ができた。
灰田はお調子者という感じのキャラだが、今回の1回だけの邂逅になるのか、それともクラスメイトとして何度も見かけるキャラになるか気になるところ。伊咲は女友達が多く学校生活は問題ないが、中見は受川しか男友達がいないので、今後交友を増やしていくためにも男子生徒の友達を増やしたいところだ。
3.夜の砂浜で会う約束をする2人
学校行事の臨海学校の時期が迫る。臨海学校で行く場所は千里浜である。結先輩から写真撮影のスポットとしておすすめされた千里浜だが、臨海学校にカメラの持ち運びは駄目だと否定されてしまう。
しかし、臨海学校の行事は早朝に砂浜ランニングがあるなど、さほど生徒たちからは評判の良い行事ではない。しかも、雨の日が続いており、臨海学校の日も天気が崩れると予報されている。
中見は先生に目をつけられ、臨海学校も雨予報で落ち込む。そんな落ち込む中見に、伊咲は『夜晴れたら星の下の砂浜で会う』という約束をするのであった。
・夜中に星空を撮影するために自転車で移動する中見
落ち込む中見に対して前向きな提案をする伊咲。2人とも不眠症で困っているという人物だが、元々の性格が違うのか伊咲の方が何事にも前向きだ。中見に対して安心感があるのか伊咲からのスキンシップもある。
しかし、中見は連日のように夜中外出していたことから、親の目を盗んで外に出ることは容易な環境なのだろう。父親は飲んだくれで、母親もいなさそうな環境なので少なくとも伊咲の家よりかは簡単に外に出られるのだろう。
アニメ『君は放課後インソムニア』4話の感想・考察。
今回の話は中見と伊咲が友達との会話の中で少しずつだが相手を異性として見始めて、好意を持つようになったことだ。しかし、それがきっかけで2人が決定的にギクシャクするということはなく、お互いいつも通りに接する。(ラブコメとかだとギクシャクして一瞬疎遠になったりする)
眠れない夜中を楽しくするという目的で始まった夜の外出であるが、先生に目をつけられたことで、かなりそれがしづらくなった。今後、何か代替するようなことが見つかるとよいのだが…
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