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アニメ『時光代理人』1話感想・ネタバレ:トキの過去改変でエマが死亡する

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アニメ『時光代理人』1話の見どころ・ネタバレ

1.トキとヒカルの能力

ヒカルは、写真を見てそのなかで何が起こったのか知ることができる能力を持つ。トキは、写真の中に入って写真を撮った本人として行動することができる。12時間という制限時間がある。

逆にいうと、写真を撮ってから12時間で何が起こったのかヒカルは知っているし、トキは12時間、写真に入って過去を変えることが出来る。

この二人の能力を使い、依頼者からの情報を入手するというのが、「時光写真館」の仕事である。

トキが必死に働く理由はリンに借金があるらしく、その返済のために、危ない橋を渡って能力を使っている。

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2.能力使用時のルール

ヒカルは能力使用前、そして使用中に口を酸っぱくして「過去を絶対改変するな」「未来は聞くな」と言っている。

未来を知ると「過去を変えたくなってしまう」し、過去を変えてしまうと「どんな影響が出るかわからない」からである。(実際に、今回はたった一文、両親に文章を送った結果エマは殺害されてしまった)

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©bilibili/BeDream:今回の写真のダイブ対象であるエマ

ヒカルはその能力から「未来を知っている」が、それをトキには教えない。なぜなら、未来を変えたくなってしまうから。どうして、口酸っぱく「過去を絶対改変するな」と言っていたのかがよくわかる。

3.バタフライ・エフェクト

過去を少しでも変えたことで、未来が劇的に変わってしまうことがある。今回は、トキが良かれと思ってやった行動が、エマを殺してしまう結果になってしまった。

しかも、えげつないのはその結果をトキとヒカルは知ることができないところだろう。能力は12時間しか使えないので、その後、エマがどうなったのか知るよしもない。(仮にわかっても、12時間制限により、もう運命は変えられない)

1話から、エマの死を持ってして、「過去改変がどれだけ恐ろしいことなのか」を印象づけた回であった。

『時光代理人』1話の感想・考察

今期No.1の小難しいアニメが始まったような気がする。「攻殻機動隊」のような、重さや息苦しさが作品を覆う。

中国のアニメらしいが、「少人数で話が進む作品」は好きなので、かなり自分に合っているかもしれない。(今まで中国や韓国製作のアニメを見てきたが、合わないことが多かった、今回始めて合ってると思えた作品かもしれない)

トキが財務データを見たときに、ヒカルが財務データの情報を入手していたが、なぜそれができたのかはよくわからない。トキが写真の中で見たことを、ヒカルのスマホにデータとして保存する手段があるということだろう。

最後に、エマに話しかけた男性がエマを殺したと考えるべきだろうか?作品を通してのボスキャラみたいな感じか?

元々は中国のWebアニメであり、2021年4月から7月までbilibiliで配信された。2021年10月にはミニキャラクターによる短編アニメが配信され、2022年には第二期が配信予定らしい。それだけ人気の作品ということなのかもしれない。

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