『リターン~ある外科医の逆襲~』106話、107話の見どころ・ネタバレ
1.クランシーファミリーのボス・マリーに招待される
アメリカに来た美穂と、ひとしきりデートをした徹は休暇を満喫する。
翌日、病院に出勤するとクランシーファミリーのロバートが来て、ボスのマリーが招待していることを連絡しに来る。マフィアとしての圧力もあって、断るに断れない徹はマリーの招待を受ける。
招待したマリーは、徹のことをかなり気に入っており、このまま自分のものにしてしまおうと思案するのであった。
©Kakao piccoma Corp.:徹を会食に招待するクランシーファミリーのボス・マリー
過去にエイミーから言われたように、マリーは知的な男性が好きで、特にアジア系が好みという話をしていたので、マリーにとって徹はドストライクなのだろう。
今後、何かしらのアプローチをしてきたり、徹の力になってくれるかもしれない。
2.マリーに気に入られる徹
徹を気に入ったマリーは、徹にこの前の手術のお礼も兼ねて大金を渡そうとする。だが、徹はすでに医師としての報酬はもらっておりそれ以上のものはもらえないと拒否する。
会食後、なぜ、あれだけ優秀な徹が日本に来ることになったのか気になったマリーは、調査の結果を部下のロイドから聞く。
そこで徹と敵対している大日病院の理事長の存在を知り、マリーは彼について深く調査するように部下に命じるのであった。
大日病院の理事長の不正を調べようという存在は今までいなかったので、マリーは徹にとって心強い存在になりそうである。マリーも調査していけば「二階堂春馬」の名前にはたどり着けると思うので、そこで彼の犯罪を立証してくれるかもしれない。
『リターン~ある外科医の逆襲~』106話、107話の感想・考察
美穂から危険なことはするなと口酸っぱく注意された直後に、マフィアとの関わりを持ってしまう徹。相手からの半強制的な誘いだったから、断ることも難しかっただろう。
今まで徹のことを認めて力になってくれた人間はたくさんいるが、マフィアのような暴力に精通する人たちと人脈を築いたのは初めてである。
不正や裏の力を使って、悪事を働いている二階堂親子にマリーなら対抗できると思うので、徹がアメリカから日本に帰る前に何かしらしっぽを掴んでくれそうだ。