『リターン~ある外科医の逆襲~』121、122話の見どころ・ネタバレ
1.マリーからの餞別
日本への帰国前に、五十嵐徹はエイミーとディナーをとる。エイミーは徹への好意を伝えるつもりだったが、その気持ちを抑えて肉ばかり食べる徹にサラダを食べさせる。
エイミーと別れた徹の元に、クランシーファミリーのボス「マリー」の部下が現れて連れて行かれる。
マリーに会うと、帰国前の徹に餞別を渡される。その中身は「大日病院の二階堂理事長」の調査資料であり、徹にとって喉から手がほしい情報であった。
©Kakao piccoma Corp.:二階堂理事長の調査資料を渡すマリー
徹は日本に居た時代とは代わり「ヘインス社」や「クランシーファミリー」という大きな後ろ盾があっての帰国となる。しかも、海外の組織なので日本の大日グループの圧力は通じない。
徹の帰国後の最初の標的は二階堂理事長ということになるだろう。
2.宣戦布告する徹
日本に帰国した徹を空港で出迎えてくれたのは美穂、暁教授、早見教授の3人であった。その後、4人で食事をして徹の帰国を祝ってもらう。
すぐに二階堂親子に会いたいと思った徹は、その足で大日病院へと向かう。しかし、せっかくの交換教授が来たのにも関わらず徹を出迎えたのは部長クラス一人だった。
徹は挨拶のために理事長室へ向かう。お互い皮肉を込めた挨拶をしあい、徹は最後に二階堂理事長に宣戦布告をして部屋を出ていくのであった。
©Kakao piccoma Corp.:二階堂理事長に宣戦布告する五十嵐徹
今までとは違い、高い地位を手に入れた徹は自信満々で二階堂親子と対面する。
マリーからの調査資料もあることから、二階堂理事長にターゲットを絞って宣戦布告をする。二階堂春馬の後ろ盾を先に倒してしまえば、春馬を追い詰めるのもたやすくなるだろう。
『リターン~ある外科医の逆襲~』121、122話の感想・考察
とうとう、徹が日本に帰国して反撃のターンがやってくる。アメリカでの実績によって高い地位や後ろ盾を手に入れた徹の二階堂親子への復讐が始まる。
二階堂理事長は徹のことを過小評価しているので、まさか反撃してくるとは夢にも思っていないだろう。
あとは手段不明の事件を乱発できる二階堂春馬の正体さえ掴めればチェックメイトとなりそうだ。