『リターン~ある外科医の逆襲~』137、138話の見どころ・ネタバレ
1.久々に会う相澤剛士
結婚式を終えた徹と美穂は2人で新婚旅行に行くことになる。旅行中、終始不安げな顔をする美穂に徹が理由を聞くと「母や兄は死んでしまったのに私がこんなに幸せでいいんだろうか?」と気持ちを吐露する。
徹はその気持ちを受け止めた上で、美穂を幸せにすると伝えるのであった。
翌日、2人がリゾートで楽しんでいるとそこには大学生時代の同窓生『相澤剛士』が居た。お互い気まずいのか声を掛け合うことはなかったのだが、心停止した急患が現れて徹、美穂、剛士の3人で応急処置に当たるという場面が訪れる。
©Kakao piccoma Corp.:徹に気持ちを聞いてもらい一気に明るくなる美穂
ここで久方ぶりの同級生『相澤剛士』と出会うというのは予想外である。理由はわからないが学生時代とは体型も変わりシュッとしている。しかも、外科医になっているらしく医者としての道を進んだようだ。
話が一段落した後だから、何かまた話を盛り上げるための材料が必要だが、その1つが相澤剛士ということなのだろうか?
2.徹が影響を与えた存在
相澤剛士が助けに入ってくれたこともあり、心肺蘇生法を効率的に実施することが出来て、なんとか急患は息を吹き返す。
剛士に話を聞くと今は外科医として東成大病院で専攻医をしていると言う。外科医を選択した理由は徹の活躍が番組になった『名医』を見たからだと伝えられる。
徹は見違えた剛士の姿を見て、自分が影響を与えたことで人はこんなにも変われるのかと感動する。そして、変われずに犯罪者になってしまった春馬のことを思い返すのであった。
©Kakao piccoma Corp.:見違えた剛士の姿を見て感動する徹
剛士自体は何か新しいイベントを持ってくるキャラクターではなかったが、いま一度、春馬のことを思い出すきっかけとなる。それと同時に二度と会うことのない人物だと再認識することとなった。
ここからまたアメリカでの医者生活がスタートして、新パートが始まっていく感じである。
『リターン~ある外科医の逆襲~』137、138話の感想・考察
もう完結と言ってもいいぐらい全ての問題は解決したのだが、医者としての生活は続いていく。
なにやら前世のときも流行った『テノホウイルス』という伝染病があるらしく、それが前世とは違いかなり早い段階で出現し始めたようだ。
もしかしたら、今後はこの伝染病に対抗していく話がメインになっていくのかもしれない。