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『リターン~ある外科医の逆襲~』86話の見どころ・ネタバレ
1.徹が約束の時間に来ない
二階堂美穂が五十嵐徹と待ち合わせして、待っているのだが、徹はやってこない。そこへ、二階堂春馬が現れて、美穂と会話をすることになる。
©Kakao piccoma Corp.:徹と待ち合わせをする美穂の前に現れる春馬
美穂は春馬に敵対心むき出しであり、必ず病院から追い出すと宣言するのであった。(それだけの罪を春馬が犯してきたという確信が美穂にはある)
追い詰められた春馬は、美穂と会う前に、徹のことを車で轢いてきたという描写がされる。
ここが謎で、もし本当に春馬が徹を轢いているのなら、さすがに警察にバレそうなものである。春馬は兄の殺害もほのめかしていながら、その証拠が見つからないことから、何かしら大きな後ろ盾か、代わりの人間がいたりするのだろうか?
2.大泉議員の手術の時間
大泉議員の手術の時間が来ても徹は現れない。携帯の連絡もつかず、行方がわからない状態となる。
徹を文字通り「始末した」春馬の行動力を見て、父親の二階堂理事長も恐怖を覚えたようだ。もしかしたら、兄を殺したのも春馬かもしれないという、想像ができるほどに。
大泉議員の手術に、春馬をねじ込むチャンスということで、二階堂親子が動き出すのだが、そこに、徹とおぼしき人物が登場するのであった。
人が轢かれるような交通事故があったら、普通、勤め先とかにも連絡がいくだろうと不思議に思っていたのだが、あの場に徹が来たということは、事故にはならず無事だったと判断すべきだろうか?
『リターン~ある外科医の逆襲~』86話の感想・考察
春馬は、徹を陥れる免罪符として「あいつが優秀すぎるから」という風にしている。
春馬自身は優秀であり、そのままいけば、父親の期待に答えるぐらいのことはできたのだろうが、そこに人生2周目の異常なまでの優秀さを持つ人間が出てきてしまったことで、すべての計算が狂ってしまう。
ある意味、徹の人生2周目のせいで、人生が狂った人間No.1は春馬なのかもしれない。
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