『リターン~ある外科医の逆襲~』90話の見どころ・ネタバレ
1.日本だけだった名声が世界中まで轟く徹
五十嵐徹はヘインスの新薬開発のときに書いた論文が、世界の有名医学誌3誌に掲載されて、その名前は日本だけでなく、世界にも轟くことになる。
今まで、徹にオファーを出すのは国内の病院だけだったが、今回の医学誌への論文掲載により、世界中からオファーが来るようになってしまうのであった。
「大日医学研究賞」で二階堂春馬を教授に推そうとしていた二階堂理事長だったが、その策略はもろくも崩れ去ったのであった。
単純に、徹のほうが春馬より良い医者なので、いくら理事長が作戦を打っても、裏目にでるのは仕方ないことだろう。春馬も終始諦め気味なのも、そもそも実力でとんでもない開きがあるからだろう。
2.さらに人気の出る徹
徹は有名な医学系ドキュメンタリー番組「名医」に出演したのがきっかけで、さらに知名度が上がっていく。
©Kakao piccoma Corp.:テレビ番組に取り上げられて喜ぶ五十嵐徹の両親
あまりにも徹を指名する患者が多いことから、特例として准教授としての扱いを受けるほどになってしまうのであった。
世間的な評価や病院内部の評価も上がっていき、まさに順調すぎることに徹は逆に不安を覚え始める。
そこに、二階堂美穂の祖父が現れるのであった。
この二階堂祖父が、敵となるか味方となるかが、今後の話の流れを変えそうである。徹が「順調すぎて不安を覚える」ということから、マイナス要素に働きそうな予感はする。
『リターン~ある外科医の逆襲~』90話の感想・考察
名実ともに、世界的な医師になってしまった五十嵐徹。世界で名が売れた反動で、さらに国内での知名度や人気が強固になっていく。
もはや、大日病院以外での評価が高まりすぎていて、大日理事長の力では、どうしようもないところまで来てしまっている。二階堂理事長も今回のことがキッカケで心が折れた感じがする。
今回現れた、新キャラクターの二階堂祖父がこの展開をどう変えるか楽しみではある。
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