『俺だけレベルアップな件』3話、4話の見どころ・ネタバレ
1.ボス部屋に到着
40分近く歩いたハンター一行はボスの部屋の扉までたどり着く。見慣れない扉の存在から嫌な予感を感じるハンター達だが、引き返すことなくボスの部屋に入る。
ボスの部屋にはモンスターはおらず、巨大な石像が並ぶだけ。ルーン文字で書かれた石碑には掟が書いてあり、最後に「この掟を守らぬ者は生きては帰れん」と締めくくられる。
石碑を読み終わるとボス部屋の扉が閉まる。そこから逃げようとハンターが一人扉に手を掛けると、近くに居た石像が動き出し、そのハンターの首を切り落とすのであった。
© Kakao piccoma Corp.:ボス部屋の扉が閉じられて驚く水篠旬
不穏な空気の中でハンターが早くも一人殺される。低級のゲートということで甘く見ていたツケを払うことになりそうだ。
石像が強力なモンスターだとすると普通に相手するのは無理だろう。おそらく、ルーン文字で書かれた掟が攻略の鍵になってくるか?
2.石像モンスターたちの階級
D級プレイヤーを一瞬で殺したことで石像のモンスターの階級がかなり高いことがわかる。「人類最弱兵器」と言われる水篠旬はダンジョンでの戦いは常に命がけであり危険察知能力は人一倍高い。
玉座の石像から嫌な予感を感じた旬は周りのハンターに避けるよう指示をする。旬の指示もあって石像からの攻撃をハンターたちは避けるが、何人かは犠牲になる。
石像の攻撃で左手を失った馬渕は今までの経験からボスの階級がA級~S級であることを確信するのであった。
© Kakao piccoma Corp.:玉座の石像からの攻撃で左手を失うC級ハンター馬渕
水篠旬はハンターとしての能力は間違いなく最弱であるが、逆にその経験によって危険察知能力はかなり高くなっている。彼の唯一の誇れる点だろう。
D級ダンジョンをクリアしにきたハンターたちなのでまともにやりあったら、ここのボス部屋はクリアできないだろう。掟を読み解いて攻略していくしかなさそうだ。
『俺だけレベルアップな件』3話、4話の感想・考察
水篠旬はどうしようもない最弱なキャラとして描かれているが、その中でも”強み”は持っていることは語られた。今後、この強みが生かされる場面はくるのだろうか?
石像たちの能力はハンターを遥かに上回っていることから、力勝負ではなく知力の勝負になりそうだ。それでも圧倒的戦力差にクリアするビジョンが湧いてこない。
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