『俺だけレベルアップな件』111話、112話の見どころ・ネタバレ
1.カルテノン神殿の鍵
ヨグムントと酷寒と呼び合うキャラが登場する。どうやら「光の欠片」を探しているようだが、騙されたようだ。水篠旬の父親らしき人物が酷寒へと戦いを挑み足止めしようとする。
一方、水篠旬はレッドゲートのボスへと戦っていた。影の軍団による圧倒的な力によってボスを倒す。何かシステムについて情報を得ようとするのだが、妨害されて情報は一切手に入らない。
水篠旬がレベル100になると伏せられていた鍵の情報を見れるようになる。それは「カルテノン神殿の鍵」であり、これは水篠旬が今の能力を手に入れた二重ダンジョンのことであった。
© Kakao piccoma Corp.:覚醒前の水篠旬、覚醒後の水篠旬
第三勢力と思われるヨグムントと酷寒の目的は「光の欠片」を集めること。彼らの話に出てきた「影の君主」というのはおそらく、水篠旬のことだろう。
そして、次の目標として「カルテノン神殿」が提示される。たぶんだが、二重ダンジョンにいた石像たちとのリマッチ、そして水篠旬に能力を与えた存在との邂逅になりそうだ。
2.向坂雫の訪問
水篠旬はレッドゲートを攻略して、諸菱賢太がいるギルド本部に戻ってくる。賢太からギルド名を決めたかと言われて、旬は候補として「ソロプレイギルド」を提案する。
そんなところに向坂雫が訪問してくる。訪ねた理由は「ギルドに加入したい」とのことで、ハンタースから抜けてまで旬のいるギルドに入りたがる。
水篠旬はこうまでして向坂雫がこちらのギルドに入りたい理由がわからず、何か裏があるのでは?と疑りだす。旬はなんとか断るために「影で一番強いやつを倒せたら合格」という難題を突きつけるのであった。
© Kakao piccoma Corp.:水篠旬に助けられたことを知って頬を赤らめる向坂雫
この作品で序盤から長らく不在だった観月に継ぐヒロイン候補がやってくる。ただでさえ、向坂雫の興味を引いていたところに、命を助けたというのだから惚れてしまうのは致し方なしか。
水篠旬としては、設立したギルドに「ソロプレイギルド」と名付けようとしていることから、他人とダンジョンを攻略する気はないことがわかる。つまり、向坂雫のような強者はギルドに必要ないのだろう。
『俺だけレベルアップな件』111話、112話の感想・考察。
水篠旬はその力のあり方から、相棒やヒロインなどを必要としないキャラだ。必然的に彼の仲間というべきキャラクターは1人もいない。作中のメインキャラクターは水篠旬のみという珍しい作品だ。
カルテノン神殿攻略という新しいイベントが提示されたが、これはまだ先の話であり、それまでは日常パートが続きそうである。