『俺だけレベルアップな件』115話、116話の見どころ・ネタバレ
1.アメリカハンター管理局の次なる一手
アメリカのハンター管理局のアダムとセルナ夫人が水篠旬を引き抜けなかったことを局長デイビッドに謝罪する。セルナ夫人は旬に感じたイメージと力に際限がないことを局長に伝える。
セルナ夫人の力では水篠旬は引き抜けないと悟った局長は他の手段を考える。過去アメリカに現れたS級ダンジョンのボス・カミッシーの死体から出てきたルーン石をアダムと一緒に見に行く。
一方、向坂雫は水篠旬に告白同様の言葉を送ってしまったことを恥ずかしがり頭を抱える。そんなとき、雫は美濃部剛の影によって治療されたときの記憶が蘇るのであった。
© Kakao piccoma Corp.:ギルド名を「我進ギルド」にするよう進める水篠葵
国家権力級ハンターが出来た歴史がアメリカハンター管理局の局長から語られる。口ぶりからすると、国家権力級ハンターは5人しか居ないということになるか?
カミッシーのルーン石を手に入れられたら、新たなスキルが手に入りそうだ。しかも、S級ダンジョンのボスからのものなので、相当高性能なモノだと思われる。
2.ギルド名は「我進ギルド」
水篠旬は妹・葵の提案してくれた「我進ギルド」の名前を採用する。諸菱賢太から向坂雫をギルドに採用するのか訪ねられると旬は却下する。旬としてはギルド活動に興味のないハンターを採用したいようだ。
そこに大阪から遠征に来た騎士団ギルドが訪問してくる。A級ダンジョンでも魔力が最大値を誇るゲートが出現したので、S級ハンターの水篠旬に手伝って欲しいという提案である。報酬は半々で、ボスは水篠旬が担当するという話で進む。
旬は直前まで地元で活動し、約束の時間になったら騎士団ギルドのある大阪に影の交換を使って移動する。そんなとき、水篠葵が通う学校でダンジョンブレイクが起こるのであった。
© Kakao piccoma Corp.:約束の時間直前になっても現れない水篠旬に焦る騎士団ギルドの坂東修輔
ほとんど個人で活動している水篠旬は、今後もこういう傭兵的な応援を要請されることは増えそうだ。影の交換を使ってどこにでも遠征できるのも大きい。
しかし、移動手段に影の交換を使ってしまったせいで、身内の危機にすぐに駆けつけるというのが出来ない状態になってしまう。一応、葵にも影の兵士は付けていたはずなので、最悪の展開にはならなさそうだ。
『俺だけレベルアップな件』115話、116話の感想・考察。
アメリカのハンター管理局はまた水篠旬を引き抜くために接触してきそうだ。次は局長自ら赴いてくるだろう。そのときに、カミッシーのルーン石を交渉材料に使うのだろう。水篠旬としては魅力的な提案だろうが、家族がいるので難しそうだ。特に水篠旬の母親は今の家に思い入れがあるので離れようとしないだろう。
おそらくだが、葵が通っている学校でダンジョンブレイクが発生した。旬は影の交換を使ったばかりなので、応援には駆けつけられない。影の兵士が時間稼ぎをするか、別のハンターが駆けつけないと被害が拡大しそうだ。
前回記事:113話、114話:向坂雫vs影の兵士
次回記事:117話、118話:水篠葵の危機
総リンク:『俺だけレベルアップな件』全ての感想記事リンク一覧