『俺だけレベルアップな件』119話、120話の見どころ・ネタバレ
1.学校に到着する水篠旬
オークたちが影の兵士・ハイオークに倒されたことで、ダンジョンのボス・グロクタールが動き出す。グロクタールはなぜ、ハイオークが人間に味方しているのか確かめにいく。
グロクタールは影の兵士3人に対して、有利に戦いを進める。しかし、影の兵士は水篠旬の魔力が続く限り再生するので戦いが終わらない。
グロクタールは術者を倒さない限り再生し続けると見抜いて、その術者は葵だと当たりをつける。部下たちに影の兵士の再生を邪魔させ、そのうちにグロクタールは葵に襲いかかる。しかし、その瞬間に水篠旬が到着するのであった。
© Kakao piccoma Corp.:葵に危害を加えようとしたグロクタールを睨みつける水篠旬
影の兵士よりも強い存在が現れたことで、葵に危険が及びそうになるが、ギリギリで水篠旬が間に合う。今後はもっと強力な影の兵士が葵の護衛に付きそうである。
もはや、水篠旬が到着してしまってはモンスターたちの運命も終わりというところか。何か情報を得られるという相手でもなさそうなので、瞬殺して終わりだろう。
2.A級ダンジョンのボス・アークリッチ
水篠旬は影の兵士たちを使って学生たちを避難させる。オークたちが旬に襲いかかるが一瞬で倒される。旬はグロクタールからシステムの情報を聞き出そうとするが、いつもと同じで何も収穫はなく、グロクタールは殺されてしまう。
一方、A級ダンジョンを攻略していた騎士団ギルドはボス部屋に到着し、ボスがアークリッチであることを確認する。中国の超大型ギルドが全滅させたほどのモンスターであり、ギルドメンバーたちは水篠旬がいないことを悲観する。
しかし、そこにベルが現れてアークリッチと会話をする。どうやらアークリッチは影の軍団のことを知っているようだ。だが、ベルにとってそんな話は関係がないのですぐに戦いを始めてアークリッチの心臓を貫くのであった。
© Kakao piccoma Corp.:A級ダンジョンボス・アークリッチ
実力を持ってダンジョンブレイクしたモンスターたちではないので、水篠旬の相手にはならなかった。結局、水篠旬に何も情報をもたらすことなくこのダンジョンのモンスターたちは全滅させられる。
逆にベルの方では情報が出てきた。アークリッチというモンスターは、旬は率いる影の軍団のことを知っていたようだ。モンスター側の王の力として影の軍団があるような口ぶりであった。そう考えると、水篠旬は属性的にはモンスター側と同じになっているのだろうか?
『俺だけレベルアップな件』119話、120話の感想・考察。
やはり今回のイベントは水篠旬の能力の応用力の広さを演出する回であった。水篠旬自体が居なくても、問題なくA級ダンジョンを攻略出来る戦力。影を色々な人につけて護衛できる能力。そして、瞬間移動や飛龍による高速移動など、1人で色々な問題に対処できる。
まさに作中何度か表現されている「王の力」と言って差し支えない。水篠旬に与えられた「ネクロマンサー」という力は元々誰かの力を応用したものなのだろうか?レベルアップシステムは独自な感じはするが、それ以外は既存のモノを応用した形跡がある。
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