『俺だけレベルアップな件』145話、146話の見どころ・ネタバレ
1.我進ギルドvsスカベンジャーギルド
水篠旬はポーションで諸菱賢太を回復させようとするが、体力が10%以下なので効果を発揮しない。右京将人は兄の死の真相を聞こうとするが、旬は話す気はなく、すぐに戦いが始まる。
実力差があり、一方的に右京を殴り付ける旬だったが、そこにトーマス・アンドレが割って入る。旬は相手が国家権力級でも関係なく喧嘩を買う。
水篠旬は影たちに諸菱賢太を病院に運ばせる。そして、到着したスカベンジャーギルドのハンター全員と水篠旬率いる影の軍団の全面戦争が始まるのであった。
© Kakao piccoma Corp.:水篠旬に攻撃を加えられるトーマス・アンドレ
右京将人はボコボコにされるものの、想定通りに水篠旬vsトーマス・アンドレの構図になった。どちらも力に絶対的な自信を持っており、引く気がないので当然のように戦いになる。
ギルド同士の全面戦争になるわけだが、何の力の制限もかかっていない水篠旬相手に勝てるビジョンが見えてこない。魔力が無尽蔵にある水篠旬相手に勝つ方法はトーマス・アンドレが旬本人を倒さない限り不可能だろう。
2.本気を出すトーマス・アンドレ
2つのギルドの全面戦争が始まる。最初こそトーマス・アンドレは影たちを相手にするが、すぐに蹴散らして水篠旬と一対一の構図に持ち込む。
トーマスは念動力を使って水篠旬を引き寄せて戦う。しかし、近距離の殴り合いで水篠旬は有利に戦う。そこで、トーマス・アンドレは本気を出して、全身鎧をまとったような形に変身する。
本気を出したトーマス・アンドレは更に力が強化されて水篠旬に襲いかかる。強化された引き寄せる力で、再び水篠旬に接近戦を挑むのであった。
© Kakao piccoma Corp.:変身して本気を出したトーマス・アンドレ
自分は「支配者たちから力を借りた人間」というのは、暗躍する謎の人物たちだと予想していたのだが、作中の水篠旬は「国家権力級ハンター」がその人間たちなのでは?と予想をする。
しかし、そうなると地球にモンスターを送っていて、しかも人間を殺すように命令していたのが支配者なのにも関わらず、人間に対抗する力を与えていたのも支配者ということになる。地球に魔力を効率よく充満させるために、人間に互角に戦って欲しかったのだろうか?
『俺だけレベルアップな件』145話、146話の感想・考察。
諸菱賢太を半殺しにしたせいで、水篠旬の怒りは止まりそうにない。右京将人のみならず、トーマス・アンドレやスカベンジャーギルド全体にもその怒りの矛先は向いている。
トーマス・アンドレは近距離パワー型のハンターではあるが、念動力を使うことで相手を引き寄せて戦うことができるようだ。遠距離型の相手とも戦える、単純ながら隙のないハンターである。