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『俺だけレベルアップな件』161話、162話ネタバレ:影の君主によって語られる過去

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『俺だけレベルアップな件』161話、162話ネタバレ:影の君主によって語られる過去
目次

『俺だけレベルアップな件』161話、162話の見どころ・ネタバレ

1.黒い心臓のパッシブスキル

牙の君主から背中から刺された水篠旬はなんとか抗おうとするが、酷寒の君主の短剣によってトドメを刺される。旬は死んでしまうが、その瞬間に黒い心臓のパッシブスキルが発動する。

水篠旬が目を覚ますとそこは病室であった。なんと、最初の二重ダンジョンから生還した直後まで時間が巻き戻っており、影の兵士以外の全てのスキルやアイテムを引き継いだ状態になっていた。

旬はより良い未来を掴むために人生をやり直すのだが、途中でこれが幻であることに気づく。すると闇の中から亡者の王 影の君主が現れるのであった。

『俺だけレベルアップな件』161話、162話:水篠旬

© Kakao piccoma Corp.:酷寒の君主にトドメを刺される水篠旬

誰かが助けに来ると予想していたが、そんなことはなく水篠旬は死んでしまう。しかし、パッシブスキルが発動して影の君主と会うことになる。

黒い心臓のパッシブスキルによって、影の君主に出会えたので、あの心臓に影の君主の精神が宿っていたということなのだろうか?影の君主が姿を表した理由はわからないが、何か新たな力を与えてくれそうだ。

2.影の君主によって語られる過去

影の君主は過去に何が起きたのかを水篠旬に語りだす。昔、絶対者という存在がおりそれは光から「神の使者」を作り、闇から「8人の君主」を作った。

世界の破壊を望む君主と、それを防ごうとする使者の戦いが始まるのだが長年その戦いが続き、使者たちは疲れてしまう。「最も眩しい光の破片」は絶対者に戦いを終わらせるための力が欲しいと提案するが、絶対者の目的は戦いを鑑賞し続けることだったので、その願いは叶わない。

使者たちは戦いを終わらせるためには絶対者を討つしかないとして反乱を起こす。そこで唯一絶対者側についたのが当時、使者であった影の君主だった。戦いに敗れた使者だが、そこで自分の力に気づき影の君主に生まれ変わる。しかし、その頃には守るべき絶対者は討伐された後であった。

『俺だけレベルアップな件』161話、162話:影の君主

© Kakao piccoma Corp.:使者たちの反乱を止めようとするが破れてしまう影の君主になる前の使者

影の君主によってこの世界とは別の世界の出来事の詳細が語られる。元々は神のような「絶対者」という存在がおり、それが今のモンスター率いる君主たちと、支配者(光の破片)たちを作ったようだ。

絶対者はもういないのだから、戦う必要性はないのだろうが、君主たちには破壊衝動があるらしく、結局彼らを滅ぼさない限り戦いは終わらないようだ。

『俺だけレベルアップな件』161話、162話の感想・考察。

水篠旬が死んだ後に父親のジュンイチローが登場する。君主たちは影の君主が降臨することを察知して、水篠旬に攻撃を仕掛けようとするがそれを父親が防ぐ。理屈はわからないが、ジュンイチローは水篠旬が死んでも問題ないことを知っていたようだ。

酷寒の君主が影の君主の降臨を危惧していたことから、夢の中で水篠旬が影の君主と会話しているのは、これはまさに「力の継承をしている」最中だと考えるのが妥当なところか?死ぬことによって真の力に目覚めるというのは、まさに影の君主自身が体験したことである。

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