『俺だけレベルアップな件』91話、92話の見どころ・ネタバレ
1．DFNハンターと日本ハンターの戦い
日本のS級ハンターたちはDFNのハンターたちに品定めをされる。DFNの通訳・ウィングに過小評価されていると知った騎士団ギルドマスターの坂東修輔は突っかかり、結果として模擬戦が始まる。
相手の手首を掴んだ方が勝ちという単純なルールが採用される。ウィングが坂東の意表を突いて攻撃するのだが、対人戦に慣れている坂東はそれすらも読んでウィングの手首を掴む。
抜剣ギルドのリューはいい機会ということで、DFNと日本のS級ハンター同士で同じルールで戦おうと提案する。お互いに4人ずつS級ハンターを選抜して戦いが始まるのであった。
© Kakao piccoma Corp.：坂東修輔に腕を蹴られて驚く通訳兼A級ハンター・ウィング
通訳のウィングの見立てではS級のレベルはDFNの方が上だと考えているようだ。水篠旬、そしてリューも発言していたが日本のS級で一番強いのは後藤会長と向坂雫だと思われている。
てっきり騎士団ギルドにもS級ハンターが居ると思っていたのだが違ったようだ。騎士団ギルドがトップクラスのギルドに名を連ねているのは、S級ハンターの存在ではなく、A級ハンターが多数所属しているからであった。
2．4vs4の決着
4vs4のS級同士の戦いが始まる。まずは町田堂玄が体を巨大化させて突っ込む。応戦するのは顔に十字の傷を持つ力自慢のケン。魔法の矢を扱う黒須圭介の相手はルノーがする。
マスクを付けているアーシーは殺意を持って白川大虎に襲いかかるが直前で引いてしまう。元々、好戦的ではなく気持ちを高揚させないと戦えないようだ。瞬く間に、町田と黒須がやられてしまい、日本側がピンチになる。
向坂雫が1人相手を倒して大虎の加勢に行くが、アーシーに阻まれる。アーシーに手を出してしまったことで、アーシーが我を失い暴走するが、水篠旬が割って入って戦いを止めるのであった。
© Kakao piccoma Corp.：暴走したアーシーを止めるために割って入る水篠旬
DFNのS級の中には観月や美濃部剛のように戦闘に向かない性格をしている人がいるようだ。しかも、キレると手に負えないということで、扱いづらい戦力と言える。
基本的に、S級ハンターの平均レベルはDFNの方が高いようだ。向坂雫はそれに対抗できる実力を持っているが、さすがに人数不利を覆せるほど突出してはいない。
『俺だけレベルアップな件』91話、92話の感想・考察。
DFNは日本を超えるハンター大国だけあって、S級ハンターの質も日本より高い。本来ならDFN側に女王アリを倒してもらいたいものだが、難易度的にアリたちを引き付ける方が難しいという判断なのだろう。
リューは水篠旬が暗殺系ハンターに見えたのにも関わらず、公式情報では魔法系ハンターとなっていて違和感を覚える。その違いに興味を持ったからこそ、水篠旬に戦いを挑んだとわかる。