『遠回り~それでも好きになっていいですか?~』4話の見どころ・ネタバレ
1.3年前の過去回想
瑞希は司のことを赤の他人であると指摘する。近づこうとした司を今まで瑞希が追い払っていたようだ。そんな優羽は事態が飲み込めず混乱する。
司はついにバレたかという様子で病院を後にする。司は優羽にとってただの相談役だったようだ。そして、話は3年前に遡る。
司は同僚の大倉から相談をされる。仕事先の広告会社の掲示板に「たすけて」というコメントがされており、それを調査して欲しいと頼まれる。
© Amutus Corporation:同僚の大倉から頼み事をされる司
司は瑞希の指摘通り、彼氏ではなかったようだ。しかし、ストーカーではなく優羽の相談役として関わっていたということなのだろう。そこからどうやって瑞希からストーカーと言われるようになったのか想像ができない。
2人が知り合ったのは3年前で、まだ優羽が会社でいじめられていた時代だ。司が優羽のいじめについて知っていたのは、このときに知り合って相談に乗っていたからだろう。
2.春子という名前の出どころ
3年前から司はかなりモテていたようだ。しかし、母親を始めとして女性の汚い部分を見てきたために女性のことを全く信頼していない。
大倉からの依頼を受けた司は社員名簿を手に入れて椎名優羽が「たすけて」と書いたことを突き止める。司は偶然を装って優羽にメールをして相談に乗ろうとする。
メールを受けた優羽は藁にもすがる思いで司に返信する。その時に使った偽名が「春子」であった。
© Amutus Corporation:社員名簿から投稿者を特定する司
優羽は「司に関する記憶」を全部失っているので、その関係で「春子」という名前も忘れてしまったのだろう。つまり、第三の女「春子」は存在しなかったわけだ。
そうなってくると優羽の両親が司の名前を知っていたのは「相談役」として両親に司の話をしていたと考えられる。
『遠回り~それでも好きになっていいですか?~』4話の感想・考察
瑞希が嘘をついてる説を1つの可能性と考えていたが、司が優羽の彼氏ではないことは本当であった。しかし、ストーカーというのは言い過ぎで、優羽の相談役として彼女と関わっていたようだ。
そこから3年前の回想が始まるわけだが、司は「女性嫌いでガキ嫌い」という性格でモテるので女性経験は豊富な一方で女性への信頼は一切感じさせない。
こんな司を変えてくれたのが優羽であるのなら、司が惚れ込んでしまってもおかしくはないだろう。しかし、3年間で恋人になれなかったと考えると、やはり優羽の男性恐怖症がネックになっていたのだろうか?
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