『遠回り~それでも好きになっていいですか?~』7話の見どころ・ネタバレ
1.初恋に気づく司
花火大会での司の心ここにあらずという様子を見て大倉が心配する。司が例え話で好きな子がいることを説明すると、大倉は気楽に「俺なら諦めて次の女の子を探す」と答える。
女性を否定的に見てきた司だが、優羽だけは違う存在だと感じる。そんな自分のウブな気持ちから、自分が27歳にして初恋をしたのだと認識する。
司は優羽とのメールのやりとりで、優羽が男性恐怖症になった原因を知ることになる。子供時代に男性に連れ去られそうになった体験が今でも忘れられないようだ。
© Amutus Corporation:初恋だと意識する司
司は恋心を自認するも、優羽とは接触できないことから別の女性を探そうと思い始める。実際、大倉が合コンをいくらでもセットしてくれるので機会には事欠かない。
司と優羽はお互い社会人であるが、恋というものを知らずに今の年齢まで来ているので、学生のような恋模様が描かれる。(実際、優羽のことが好きなのに逆に別の女性に行こうとしている)
2.白川の恋心
合コン相手の白川は上の空の司の感じを見て、誰か好きな人がいるのではと言い当てる。そこから白川は自分にも想い人がいることを打ち明けて、その相手が大倉だと司は見破る。司は口では優羽のことを諦めたと言うが、どんどん優羽に会いたいという思いは強くなっていく。
瑞希は優羽の男性恐怖症を克服するために、同期の東條という男性を紹介してPUZZLEという店で3人で遊ぶようになる。
そのPUZZLEに偶然遊びにきた司は優羽のことを見つける。別々に遊んでいた2人だったが、同じタイミングでジェンガを取ろうとした二人の手が重なるのであった。
© Amutus Corporation:ジェンガを取ろうとして手が重なる司と優羽
ずっと司と優羽の恋愛話だけで進んできた作品だったが、ここにきて白川と大倉の恋愛についても並行で語られるようになる。大倉は白川から惚れられていると一切気づいていないようだ。
司はというと3度目の偶然でPUZZLEという店で優羽と再会する。お互い同じ地域に住んでいるからか、出会う頻度が多い。
『遠回り~それでも好きになっていいですか?~』7話の感想・考察
司の恋愛模様一本調子の話から、白川が合流する。白川の想い人である大倉は恋多き男だから、すぐにくっつきそうなものだが、逆に天邪鬼を発動されたらやっかいだろう。
司は一方的に優羽の顔を知っているので、片方だけがドキドキする展開が続く。優羽は当然ながら大多数の一人としてしか認識していないので、特にリアクションはない。
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