『もう一度、光の中へ』44話、45話の見どころ・ネタバレ
1.金髪金眼の男の正体
アイシャが上級精霊ルディオンを引き連れてやってきたことから、舞踏会の参加者たちは彼女が皇女であると理解する。そうなると、今まで皇女と言われていた人物が何者なのか?とみんな疑問に思いだす。
そこでアイシャはアシュリーに「魔力を貸して精霊を召喚させていた」とウソをついて、周りの人達を納得させる。アシュリーには才能があり、精霊使いを少しでも育成していきたいという名目で魔力を貸したことにする。
全ての問題を解決し、バルコニーで休んでいるアイシャの前に、金髪金眼の男が現れる。保護の魔法が掛かっている場所に気づかれずに潜入し、上級精霊ルディオンを召喚できるこの男は「精霊王ルミナス」だとアイシャは確信するのであった。
© Kakao piccoma Corp.:皇女として舞踏会参加者に挨拶をするアイシャ
アイシャはアシュリーを助ける方法として、嘘を付くことにする。結果的にそれは成功し、周りの人達を納得させる。そのおかげもあってか、アシュリーはアイシャを信頼してくれるようになり、アーティファクトを外してくれた。
そして、とうとう金髪金眼の男の正体が明かされる。その姿から予想はできたがやはり「精霊王ルミナス」であった。理由はわからないが、人間に擬態して溶け込んでいたようだ。
2.フードの男たちの目的
金髪金眼の男が精霊王ルミナスだと気づいたアイシャは頭を垂れる。ルミナス側もバレないように力を抑えていたようだ。
ルミナスはアーティファクトと精霊の力を使って、術者のネガティブな気を集めている集団がいることを知って、人間界に降りてきたようだ。
その後、アイシャは旅行先での滞在を終えて、帰宅を翌日に控えていた。そんなとき、ローズ、クロエ、アシュリーが訪ねてきてアイシャと一緒に市内に出かけることになるのであった。
© Kakao piccoma Corp.:アイシャに会いに来た精霊王ルミナス
精霊王ルミナスの情報によって、裏でネガティブな気を集めている連中が居ることを知る。しかし、根本的な事件の解決はしておらず、今後もあのローブを着た組織と敵対することになりそうだ。
事件解決に奔走してアイシャの目的であった友人を作るというのが出来ないまま旅が終わりそうであったが、令嬢たちの計らいによって目的達成できそうである。
『もう一度、光の中へ』44話、45話の感想・考察
金髪金眼の男が精霊王ルミナスだとわかった。てっきり超常的な存在すぎて人間界には現れないと思っていたのだが、案外すんなりと現れてくれた。
しかも、精霊を悪用している人間の調査をみずから行っているので、身近な存在に感じる。今後もあのフードの男たちを調査するときは力を貸してくれそうだ。
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