『遠回り~それでも好きになっていいですか?~』2話の見どころ・ネタバレ
1.いま一歩、踏み出せない優羽
優羽は司に対して「なぜ、事故に遭ったのか」「なぜ、スマホでのやり取りがないのか」聞きたいと思っているが、その一歩が踏み出せない。
優羽は結局、話をはぐらかして司とジェンガをやることにする。ふたりは、お互いに冗談が言えるぐらいには仲が戻ってきているようだ。
優羽は司とどうやって出会ったのかを聞いてみるのだが、「それは自分で思い出して」と話をそらされてしまうのであった。
© Amutus Corporation:ふたりでジェンガをすることに
司が優羽に対してスキンシップをしないという描写がなされているが、これに関しては優羽が元々、男性恐怖症だったから気を使っている説はある。
二人の仲は進展しているのに、優羽の中での司への不審感も増えてきており、どこかで決定的なすれ違いが起こりそうである。
2.恋心が芽生える優羽
司に触れて欲しいと感じるようになる優羽。そんな気持ちから記憶喪失になった自分が、再び司のことを好きになり始めていることに気づく。
ジェンガに勝った優羽はその代わりとして司にキスをねだる。優羽は司にキスしてもらうことで幸せに感じ、再び恋ができることを喜ぶ。
その一方で、司が「ハルコ」という寝言を言っていることが気になる優羽。それ以外にも不審な点があることから、今度こそ司にそのことを聞いてみようと思うのであった。
© Amutus Corporation:寝言で「ハルコ」と言う司
記憶を失ってしまった優羽であったが、再び司に恋をすることになる。実際、キスをするまでに発展し、二人の仲は前進していると言えるだろう。
しかし、やはり司は優羽に対して何かしらの隠し事をしているらしく「バレるのも時間の問題」だと思っている。主人公が記憶喪失だといくらでもトリックを仕掛けられるが、この作品はどんなネタが仕掛けられているのだろうか?
『遠回り~それでも好きになっていいですか?~』2話の感想・考察
実は彼氏じゃないあたりが、濃厚な隠し事の線だが、「実は事故を起こしたのも司」とかになってくると、ホラー要素が増してくる。事故の犯人が彼氏ズラしていたというのはホラーすぎる。
何よりこの作品の世界が病室で完結しているので、情報源がほとんどない。優羽の友人や、司のことを知っている人が出てこないと裏取りのしようがない。
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