『俺だけレベルアップな件』101話、102話の見どころ・ネタバレ
1.水篠旬が救助する
日本ハンターたちの架南島レイドをテレビ中継していたが、アリの予想外の反撃にテレビ局は中継を止めてしまっていた。しかし、水篠旬の登場で戦況が変わったということで一か八かで生中継を再開する。
スキル「交換」によって架南島に現れた水篠旬は、日本S級ハンターたちを助けるために影の兵士を召喚して、アリたちを倒していく。旬の回復アイテムを使って、ハンターたちを回復させるが、向坂雫だけは重傷で回復アイテムでは治せない。
旬の助力もあって、アリの巣から脱出しようとするのだが、そこにはリューを倒して戻ってきた最新世代のアリの姿があった。人間の王を狩ることに執着するアリの前に、水篠旬が立ちはだかる。
© Kakao piccoma Corp.:最新世代のアリと水篠旬が対峙する
水篠旬の登場によって一気に戦況が変化する。影の兵士たちのおかげでアリの大群への対処もでき、回復できない状況もアイテムによって緩和される。
リューを倒した最新世代のアリは、再び王を求めて帰ってくるのだが、そこで水篠旬と対峙することになる。架南島レイドにおける真打ち同士の戦いになりそうだ。
2.水篠旬vs最新世代のアリ
テレビ中継では生中継が中止され、美濃部剛が死んだこと、そしてS級ハンターたちが危機的状況であることが伝えられる。そんな中、水篠旬が現れて生中継が再開される。
DFNハンター協会会長のゲオは目的である「日本S級ハンター全滅」の作戦が裏目に出て、S級でも優秀なリューさえも失ってしまう。しかも、日本のS級ハンターたちは存命で思惑が外れていく。
最新世代のアリと水篠旬の戦いが始まる。アリの攻撃をもろに受けるも旬は存命で、逆に殴り返してアリを吹き飛ばす。そこからお互い近距離の殴り合いになるのだが、アリ側が初めて自分が押されていることに気づくのであった。
© Kakao piccoma Corp.:水篠旬の支配者の手でひざまずかされる最新世代のアリ
リューが死んだことでDFNとしては大打撃を受けたと言える。本来、日本の戦力を削ぐのが目的だったと思うが、このままだとDFN側が戦力を大幅に下げて作戦終了となってしまう。
水篠旬は最新世代のアリと能力をほぼ使わずに殴り勝っている。旬にはこれ以外に影の兵士や武器やスキルを使うことができる。アリ側に何か隠し玉がないと一方的な戦いになりそうだ。
『俺だけレベルアップな件』101話、102話の感想・考察。
水篠旬がS級ハンターを瞬殺できるとアリに有利に戦えているということは、旬は架南島レイド前にすでにS級さえも超えた存在になっていたということだ。リューと手合わせしていた時点でだいぶ格が違っていたのだろう。
物語の演出上しょうがないが、最初から水篠旬が架南島レイドに参加していれば特に死者もなく攻略できていただろう。異常なアリが居ることにもいち早く気づけていたに違いない。