『ゴッドオブブラックフィールド』4話、5話の見どころ・ネタバレ
1.鬼塚竜と戦う西恭弥
西恭弥は鬼塚竜に舐めた態度をとったせいで、体育館に連れて行かれる。
鬼塚がべらべら喋っているところに、恭弥が先制攻撃をして、1発でノックアウトしてしまうのであった。
御託はいいからすぐに戦闘に入るところは、まさに傭兵のころの癖が出ている。
しかし、倒したはずの鬼塚はすぐに起き上がって、反撃をしてくる。傭兵・西恭弥のパンチだったら、一撃で沈めていただろうが、今は高校生・西恭弥の体なので力が全然ないのだろう。
恭弥は考えを切り替えて、次は連打で鬼塚をボコボコにして気絶させるのであった。
人間を容赦なく殴り続けられるというのは、まさに「慣れている」という感じである。
2.次は仲間を呼んで恭弥に挑む鬼塚
鬼塚をボコしてしまい目的だった「教室の場所」を聞きそびれてしまった恭弥。そこに、同じクラスメイトの白井美紅が現れて、教室を教えてもらうことになる。
白井以外にも、いじめ加害者である鬼塚も恭弥と同じクラスだとわかる。
鬼塚は体育の授業を見計らって、また恭弥を呼び出し、次は仲間たちと一緒に囲んで恭弥に仕返しをするつもりらしい。
しかし、傭兵の恭弥相手に、複数の高校生が囲み込んでも相手にならず、恭弥は全員を撃退してしまうのであった。
恭弥としては、素人相手に何人に囲まれても問題なしと言ったところだろう。何かと「殺してしまおう」と思考がいってしまうのは、傭兵の頃の癖だろうか。ここは日本と認識するのに、時間がかかりそうである。
3.只者ではない須賀先生
鬼塚にとどめを刺そうとする恭弥に、須賀先生が止めに入る。恭弥に気づかれずに、恭弥に近づいたことから、只者ではない気配を感じさせる。
学校を辞めると言い出す恭弥だったが、いじめの証拠を持ってこいと須賀先生に言われる恭弥であったが、話半分にして帰宅してしまうのであった。
あまりにも退屈な日本での生活に嫌気のさした恭弥は、日本を出て元の傭兵生活に戻ろうとするのであった。
傭兵として生活してきた恭弥からしたら、すべてが退屈で、くだらない世界に見えたのだと思う。今の平和な生活を捨てて、元の傭兵生活に戻ろうということは、そちらの方が性に合うのだろう。
『ゴッドオブブラックフィールド』4話、5話の感想・考察
傭兵・西恭弥の実力をまざまざと見せつけた回であった。高校生・西恭弥をいじめていた連中をボコボコにして、宿主の無念は晴らせたといったところである。
しかし、すべて「殺して」解決しようとするところに、まだ傭兵ボケしているところがある。さすがに、殺人を犯したら、日本では即逮捕となるだろう。
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