『もう一度、光の中へ』34話、35話の見どころ・ネタバレ
1.14歳の誕生日を迎えるアイシャ
アイシャの7歳編は終了して、今回から14歳編が開始される。アイシャの前世(アリサ)と同じ年齢になったことになる。
光の精霊を従えているとわかったアイシャは教会から「聖女」の称号を与えられ、注目を集める。
誕生日を迎えたアイシャは父と兄から「ダイヤモンド島」をまるまるプレゼントされ、母親からは「旅行」をプレゼントされるのであった。
© Kakao piccoma Corp.:「聖女」の称号を与えられるアイシャ
アイシャは復讐までの期限を成人する18歳までと考えているらしく、猶予はあと4年だ。そのためにももっと力が欲しいと思っているはずだ。
アイシャは聖女でありながら、教会に入ることなく生活している。その代わりとして「誕生日に帝国の病人たちを治療すること」を求められたようだ。
必要以上に持ち上がられることを嫌いつつも、精霊王ルミナスから恩恵を受けている者として、その恩恵を分け与える義務があるとも思っているようだ。
2.治療を実演するアイシャ
アイシャは誕生日の宴で成長した「ビオン公子」と出会う。成長したビオンを見たアイシャは、7年前のことを思い出すのであった。
治療術の儀式に呼ばれた後ろ姿に不安を感じ取ったビオンは、アイシャに「いつでも相談できる味方はいる」と励ましの言葉を送る。
アイシャは予定通り、中級精霊リミエの力を使って失明していた患者を治すことに成功する。こうして、聖女としての地位を確立していくのであった。
© Kakao piccoma Corp.:成長した後のビオン公子
失明した人を治せるほどの実力なら、ずっと治療した方が良いと思ったが、一人治すのにかなりの体力を使うらしく多用は出来ないらしい。それこそ教会に身を捧げるつもりじゃないと無理だとわかる。
ビオン公子も立場を「皇室近衛隊の副団長」と上げており、毒殺未遂事件以降、その関係者3人は全員自分で力を高めていたようだ。
『もう一度、光の中へ』34話、35話の感想・考察
アイシャが7歳から14歳になるまでの7年間、敵対しているイデンベル帝国は何もしてこなかった。イデンベル帝国の第一皇子のラキアスはまだ水面下で準備をしている段階だとわかる。
アイシャが精霊を召喚する上で生命力ではなく、自分の魔力だけで召喚できていたので、それだけアイシャの魔力が強化されているのだろう。
来るべきイデンベル帝国との戦いに向けてアイシャやイシスは自分を磨いている。あとは「何をきっかけにして」戦いが始まるのか楽しみなところだ。