『もう一度、光の中へ』38話、39話の見どころ・ネタバレ
1.白髪の精霊使いは誰なのか
アイシャは「白髪の精霊使い」と聞いて、イデンベル帝国の第5皇女・マリアンヌではないかと予想する。もし、彼女が精霊使いならアイシャをハメた方法も想像が付く。
ローズ・ブライム侯爵令嬢とクロエ・ディモント公爵令嬢に挨拶されたアイシャは事情を聞く。どうやら舞踏会場に「精霊使い」が居て、その人物がエルミール帝国唯一の精霊使いである皇女だと思われているらしい。
会場を混乱させないために身分を隠して「白髪の精霊使い」を見に行くアイシャたち。しかし、アイシャの予想と反して、その人物はマリアンヌではないのであった。
© Kakao piccoma Corp.:アイシャを出迎えに来たローズとクロエ
せっかくアイシャと同い年の友人ができるチャンスだったのだが、出会いは緊張感のあるものになってしまった。
アイシャは自分をハメたマリアンヌが「何か超常の力を使った」と思っているようだ。だからこそ、「精霊使い=マリアンヌ」だと予想したのだろう。
しかし、予想は外れて全く新しいキャラクターが登場となった。
2.精霊使いの正体
精霊を召喚していたのはローズとクロエの友人であるアシュリー・ローラン侯爵令嬢だった。どうやら精霊力があるか確かめるという流行があったらしく、そのとき才能を見抜かれたらしい。
しかし、アシュリーは才能はあるものの精霊を召喚できるほどの実力はなかった。それを突然可能にしたのは「アーティファクト」という魔法アイテムの補助があったからとわかる。
アイシャはエルミール帝国でも手に入りづらいアーティファクトを持っているアシュリーを調べるために、彼女のあとを追うのであった。
© Kakao piccoma Corp.:水の下級精霊を召喚するアシュリー・ローラン
夢の中で会ったのはてっきり精霊王だと思っていたが、違ったようだ。それと似たようなキャラが現実で現れる。なにやら重要そうなキャラだとは感じる。
そして、これから問題になってくるのは「誰がアシュリーにアーティファクトを渡したのか?」になってきそうだ。隣国のイデンベル帝国が関わったりしているのだろうか?
『もう一度、光の中へ』38話、39話の感想・考察
新たな事件として「精霊使いは何者なのか?」という問題が発生する。禁止されているアーティファクトを誰が渡したのかが今後の事件の方向性を決めていきそうだ。
気になるのは金髪金眼の男性だが、今後、どういう役割があるのか気になるところだ。容姿が精霊王ルミナスと似ている(金髪金眼)のは、何かしら関係があるのか、それとも世を忍ぶ仮の姿か?