『もう一度、光の中へ』42話、43話の見どころ・ネタバレ
1.魔法使いたちに対抗するアイシャ
フードの男たちから「皇女の代わりになれ」と言われたアシュリーはそれを拒絶する。アーティファクトも返さないとアシュリーが言った途端、フードの男たちが魔法で攻撃を仕掛けてくる。
そこにアイシャが現れて光の中級精霊リミエを召喚して対抗する。フードの男たちは手薄な令嬢たちを攻撃しようとするのだが、金髪金眼の男が魔法で守っていたので状況不利と判断し撤退する。
命の危険があるとしてアシュリーにアーティファクトを外すようアイシャが言うのだが、アシュリーはそれを拒否して、またどこかへ逃げてしまうのであった。
© Kakao piccoma Corp.:逃げるアシュリーを追おうするアイシャを止める金髪金眼の男
相手が魔法使いの集団であることからフードの男たちの所属が「魔法使いの国・イデンベル帝国」であると予想できる。金髪金眼の男も魔法が使えるらしいが、彼はどこの所属なのだろうか?
アイシャがどうやって戦うのか気になっていたが、単純に中級精霊・リミエに戦闘能力があったようだ。複数人の魔法を無効化していたことから、かなりの強さがあるとわかる。
2.アイシャが人を助ける理由
金髪金眼の男はアイシャに「なぜ、無礼な物言いをする相手を助けようとする?」と疑問を呈す。アイシャは助けるのに理由は必要なく、助けを必要とする人が居て、自分には助ける力があるのだから助けるのだと返答する。
一人でアシュリーを探そうとするアイシャに金髪金眼の男は光の鳥・ルディオンを召喚して貸してくれる。アイシャは光の鳥に乗って、アシュリーを探し始める。
逃げたアシュリーがたどり着いた場所には舞踏会の参加者がおり、見つかってしまう。アシュリーは皇女ではないと参加者たちも気づき始めて追い込まれたところに、アイシャが助けに入るのであった。
© Kakao piccoma Corp.:悲しむアシュリーの前にアイシャが現れる
金髪金眼の男が召喚した鳥は、光の上級精霊・ルディオン。上級精霊をすんなりと召喚して見せたことから、やはりこの男は人間ではなく精霊王である可能性が高い。
アイシャは前世で過酷な経験をして、現在の家族によって救われたからこそ「誰でも助けたい」という想いが強い人間になっている。特にアシュリーはアイシャと境遇が似ているのでその思いは一層強いだろう。
『もう一度、光の中へ』42話、43話の感想・考察
ローブの魔法使いたちとアイシャの戦いは大々的にはならなかった。しかし、敵対組織が暗躍しているという情報が手に入ったので今後、対策は打たれるだろう。相手は皇女の代わりを作るということを何度も繰り返しているようだ。
アイシャは家族からの愛を受けて、しっかり成長したことを表現できた回になっていた。金髪金眼の男はまさにアイシャとの対比、成長度合いを見せるために有効なキャラになっている。