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ピッコマ『リターン~ある外科医の逆襲~』67話、68話感想・ネタバレ:先輩医師を怒鳴る徹

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目次

『リターン~ある外科医の逆襲~』67話、68話の見どころ・ネタバレ

1.先輩医師を怒鳴る徹

五十嵐徹は肺が弱っている患者の成田さんを診るようになる。肺の状態が悪化しており、覚悟をしておいた方がいいと徹は家族に伝える。

夜中に徹が休憩していると成田さんの容体が急変した連絡を受ける。すぐに処置しようとする徹だが、そこにチーフの村上が現れて徹を呼び出す。一刻を争うタイミングで村上は徹に説教を始める。さすがの徹も空気の読めない村上の態度に怒りが頂点に達する。

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©Kakao piccoma Corp.:成田さん急変の知らせで叩き起こされる徹

村上は自信満々に気管挿管をしようとするが、患者がむくんでいて上手く挿入できない。患者の命が危ないということで徹は村上を怒鳴り散らして退かし、徹が気管挿管の挿入を成功させるのであった。

ある意味、徹以上のガリ勉野郎かつルールガチガチの村上が今回の障害となる。彼の中ではルールを守ることこそ一番優先すべきことなのだろう。

しかし、今回は村上の技術では対応しきれない患者であった。業を煮やした徹は患者の命には変えられないとして先輩を怒鳴るという選択をする。もはや、徹の中には「(形成外科に行くために)目立ってはいけない」という縛りはなくなったので存分に実力を発揮できる。

2.救急センターに送られる

徹の適切な処置により成田さんは順調に回復し、退院できるまでになる。何よりルールを重んじる村上は今回の徹の処置に助けられたとして、感謝と謝罪をするのであった。

ケチのつけようがない立ち振る舞いをする徹に本居教授は焦り始める。なんとか徹を追放するために救急センターに徹を移動させる。

救急センターに身元不明の重傷患者が運ばれてくる。なんとか手術をしたいと当直の本居教授に連絡するのだが「手術をするなら家族と連絡を取れ」と条件を出されてしまうのであった。

大日病院上層部から目をつけ続けられる徹は、次に外科医の本居教授から嫌がらせを受け始める。救急センターに送り、外科医として活動させずらくし、あわよくばミスを指摘して外科から追放するという目論見だろう。

以前、徹が救急センターにいたときと似た状況の「身元不明の重症患者」が運ばれてくる。前回同様に、治療したい徹と、身元不明患者は治療できないとする上層部とのぶつかり合いが発生するのであった。

『リターン~ある外科医の逆襲~』67話、68話の感想・考察

もう、「形成外科」という目標がなくなった徹は今までとは違い実力を隠す必要性がなくなった。徹は先輩医師を差し置いて完璧な処置をして患者を救っていく。その実力の高さは、内科でも話題になる。

しかし、そんな徹の活躍をなんとか止めたい上層部によって救急センターに送られてしまう。外科医の暁教授がいたら、何かしら守ってくれそうなものなのだが、今はアメリカにいるので外科医の中で力になってくれる人物がいない。

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