『俺だけレベルアップな件』123話、124話の見どころ・ネタバレ
1.ユーリ・オルロフと交渉するDNF
向坂雫は美濃部剛から伝えられた言葉を教えるために、水篠旬に会いに行く。美濃部剛は水篠旬の力は、この上なく強力で恐ろしい力であり、使い方には気をつけて欲しいというものであった。影の軍団の正体についても説明しようとしていたが、最後までセリフは聞けずに終わってしまう。
一方、首都にS級ゲートが出現したDFNはS級ハンターを集めて対策会議をしていた。国家権力級を雇うお金もなく、他国からの支援も厳しい状況でユーリ・オルロフという男に白羽の矢が立つ。
ユーリ・オルロフを雇うためにDFNの代表者が交渉に挑む。ユーリ・オルロフは自分の年収を提示した上で、1日1千万ドル払うのなら雇われてやるとふっかけるのであった。
© Kakao piccoma Corp.:架南島で重傷のなか、美濃部剛の魂に触れた向坂雫
DFNはリューを含めて多数のS級ハンターを失ったことで、S級ダンジョンを攻略できるだけの戦力が無くなってしまっていた。しかも、他の国でも高難易度ダンジョンが出現しているらしく、協力しあえない状況だ。
ユーリ・オルロフはS級ハンターであるものの、口ぶりからして国家権力級クラスの力を持っているのだろう。S級ダンジョン攻略にも自信を見せている。DFNは日本以上にS級ハンターを保有しているが、国家権力級ハンターが居ないのが弱点か?
2.水篠旬に力を与えた存在
水篠旬は「カルテノン神殿の鍵」が使える時間になったのでゲートに向かおうとする。しかし、すでにゲートは3日前に開いており、他のギルドがダンジョンに潜ったあとであった。
最初に経験した二重ダンジョンと状況が同じだと感じた水篠旬はすぐさま自分もダンジョンに入る。先行していたギルドメンバーを止めて帰るよう言い聞かせ、旬は鍵を使ってカルテノン神殿の扉を開ける。
成長した水篠旬はカルテノン神殿の石像の本体は「石版を持っていた石像」だと看破する。そうすると、その石像は笑みを浮かべて、やっと来たかと喋りだすのであった。
© Kakao piccoma Corp.:カルテノン神殿の本体の石像が喋りだす
とうとう、水篠旬は自分に力を与えたであろう存在と対面することになる。何が狙いかはわからないが、水篠旬としてはなぜこんなことをしたのかという情報を知りたいところだろう。
水篠旬を倒すために招いたとすれば、今まで力を与え続けてきた理由がわからないので、仲間に引き入れようとでもしているのだろうか?
『俺だけレベルアップな件』123話、124話の感想・考察。
ユーリ・オルロフは強気な発言をするだけあって、他のS級ハンターたちよりも実力があることを示す。結界能力者なるものがどんなものかはわからないが、結界に閉じ込めて無防備なところを攻撃でてきりするのか?
各国で上級ダンジョンのゲートが頻発しており、その状況をカルテノン神殿の石像から情報を引き出せれば話が前進しそうである。この世界の在り方を操作できる存在なのだから、何かしら知っていそうではある。