『俺だけレベルアップな件 外伝』3話、4話の見どころ・ネタバレ
1.犬飼との再会
犬飼はずっと大量自首事件を追っており、部下からも心配される。部下に「アリの化け物を見た」という話を居酒屋でしていると、ちょうどそこを通りかかった荻原先生がその話に興味を示す。
犬飼刑事は荻原先生の話から、水篠旬の通う高校に調査しに来る。犬飼は水篠旬のクラスまでやってきて、旬に話を聞こうとする。犬飼はアリの化け物について旬に心当たりがあるか聞くのだが、うまくはぐらかされてしまい調査は振り出しに戻ってしまう。
うまく犬飼刑事をあしらった旬は陸上部の歓迎会をするために学校を出るのだが、そこには犬飼刑事が待ち受けていた。再び、犬飼と話をすると水篠旬のことを「水篠ハンター」と呼んで涙ぐむのであった。
© Kakao piccoma Corp.:陸上部で驚異的な身体能力を見せる水篠旬
犬飼刑事は勘と運の良さで一気に水篠旬にまでたどり着く。しかし、水篠旬は事件とは無関係と結論付けてしまう。だが、水篠旬との出会いがトリガーとなったのか、犬飼は前世の記憶を取り戻す。
この作品は誰にも正体をバレないまま問題などを解決していく作品だと思っていたのだが、比較的早々に前作のキャラクターが記憶を取り戻した。犬飼は警察という立場なので、そこと人脈があるのは今後の活動に便利そうである。
2.記憶が戻る犬飼
犬飼刑事は事情聴取中に水篠旬と一瞬触れたことがきっかけで前世の記憶を取り戻したようだ。27年間戦ったことを労われつつも、今後の人生をまだ決めていない旬に犬飼は警察の道を勧める。
一方、アメリカでは空にヒビが入るという超常現象が起きていた。それを察知した水篠旬は支配者たちの使者から情報を提供してもらう。どうやら支配者たちから追われた巨人族が水篠旬の力の痕跡を辿って地球にたどり着いたようだ。
支配者たちは軍を派兵したと言うが、ゲートが開くまで数年かかるので、水篠旬は今回の問題を自分自身で解決しようとする。アメリカ軍は何か起きた時のために武装していたが、旬は彼らをどかして、一人巨人族と戦おうとするのであった。
© Kakao piccoma Corp.:水篠旬との接触をきっかけに前世の記憶が蘇る犬飼刑事
平和になった世界に、また異世界からの侵略者たちが現れる。間接的には支配者たち、そして水篠旬の君主としての力が招いたことであるが、8つの君主を滅ぼした後でも敵対組織が現れる可能性は0ではないようだ。
水篠旬は完全に影の君主となっており、死を克服した不老不死の存在になっている。支配者たちが言うように、水篠旬がこの世界に居続けるというのは難しいのかもしれない。
『俺だけレベルアップな件 外伝』3話、4話の感想・考察。
この作品がどういうジャンルになっていくかはわからないが、最初は前作と似たような感じでゲート(に似たようなやつ)から出てくる敵を退治するという話になりそうだ。
作品の大目標としては水篠旬の「存在目的」が何なのかを見つける話になるのでは?と予想している(前作のラストで結論が出ないで終わった部分)。
前回記事:1話、2話:自首する人間が大量に現れる
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