『遠回り~それでも好きになっていいですか?~』13話の見どころ・ネタバレ
1.司のことを思い出す優羽
視点は優羽に切り替わる。退院する優羽に、瑞希はストーカーのことは忘れるように釘を刺される。優羽は瑞希が嘘をつくとは思えないし、だからといって司を悪い人間だとも思えない。
優羽は自宅に帰ると司のために買っておいたネクタイ、そしてPCに残された司とのメールのやり取りを見て、ついに記憶を取り戻す。
そして蘇った記憶から、司に車で送られている最中の会話も思い出す。そして、司からなぜ優羽にメールを通じて接触したのかのことの発端を全て話されるのであった。
© Amutus Corporation:メールを見て司のことを思い出す優羽
3年前の回想シーンからずっと司視点で話が進んできたが、ここで優羽視点に戻ってくる。ここからは優羽にバトンタッチして、なぜ、あの事故が起こったのかの詳細が知れそうだ。
優羽が記憶を取り戻したのなら、瑞希の勘違いも解消することができるので、もはや2人の間の障害はなさそうに見える。
2.車を飛び降りた原因
司にずっと遠くから見られていたことを対して気にせず会話を進める優羽。しかし、車内で司に触られそうになると優羽は突然、取り乱して走行中の車から飛び出してしまうのであった。
司が病院で優羽の両親に謝ると、両親から優羽には男性に連れ去られそうになったトラウマがあり、車から飛び降りることで助かった経験があると知らされる。
司は両親に頭を下げて優羽の看病をさせて欲しいと言い、両親はその代わりトラウマを思い出さないように事故の詳細は話さないでくれと言われるのであった。
© Amutus Corporation:優羽を事故に遭わせてしまい両親に謝る司
なぜ、事故の記憶と司の記憶だけを失ったのかはわからないが、事故の原因は過去の事件と似たような状況になった故に、トラウマが甦り過去と同じことをしてしまったようだ(車から飛び降りる)。
ここから優羽パートに戻って、司とよりを戻すという話がメインになってきそうだ。
『遠回り~それでも好きになっていいですか?~』13話の感想・考察
今回の話で、記憶喪失によって隠されていた謎が全部解き明かされる形となった。事故の原因はトラウマの再発であり、特に誰かが危害を加えた結果ではないようだ。(犯人などはいない)
優羽は司とよりを戻す必要があるのだが、これまた優羽は司と連絡手段を持っていないので、これからどうやって再会すればいいのかが問題になってくる。
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